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真選組屯所
会議中の真選組隊士達の間には、少し緊迫した空気が漂っていた
「副長!」
「局長が女に振られたうえ!」
「女をかけた決闘で、汚い手使われて負けたって本当なのか!」
どうやら先日の決闘騒ぎについての事らしい
「女に振られるのはいつもの事だが、喧嘩で負けたって信じらんねぇよ!!」
「銀髪の侍ってのは何者なんだよ!!」
「会議中に喧しいんだよ、あの近藤さんが負けるわけねぇだろうが。今はそれよりもお前らに聞かなきゃいけねぇことがあんだよ…
誰だ、くだられねぇ噂垂れ流してんのは」
土方は眉を寄せて言った
すると、隊士達は全員で土方の向かいの席に座る奴を指さした
「沖田隊長が!」
「スピーカーで触れ回ってたぜ」
そこに沖田が一言
「俺は土方さんに聞きやした」
「はぁ…こいつに話した俺が馬鹿だった……」
沖田にその事実を話したのは土方だったようだ
「んだよ!結局あんたが火種じゃねぇか!」
「偉そうな顔なさって巫山戯んじゃねぇよ!!」
「てことは何!?マジなのあの噂!」
ザワザワと騒ぎ出す隊士達
「…………っ…うるせぇぇぇ!!!!」
とうとう我慢出来なくなり、足でちゃぶ台返しをする土方
「会議中に私語したやつは切腹だぁ…俺が介錯してやる…山崎ィ、先ずオメェからだ……」
「えぇ!?俺…何も喋ってな((「喋ってんだろうが現在進行形でぇ!!」」
土方の怒りの矛先が山崎に向いている
山崎哀れなり
「うぃーす!おいー、何時になく白熱した会議だなおい」
そこに、今までの話の中心人物であった近藤局長が入ってきた
「よぉーし、じゃあ皆!今日も元気に、市中見回りに行こうかぁ!」
今まで騒がしかった奴らも皆襖の方を見る
「ん?どうしたの?」
「はぁ……」
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銀魂信者 - iPhone12Proの人さん» うわぁぁ〜!そのようなこと言って頂けてとっても嬉しいです!!これからも更新頑張ります! (1月6日 19時) (レス) id: 459e0cdf8f (このIDを非表示/違反報告)
iPhone12Proの人(プロフ) - 初コメ失礼します‼︎銀魂の夢小説が最近見つからず困っていた時に貴方の作品を見つけてから更新をいつも楽しみにしています。これからも頑張ってください‼︎ (1月6日 19時) (レス) @page38 id: 7d12eaca53 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:銀魂信者 | 作成日時:2022年4月24日 12時