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ページ19

攘夷志士がマイクを持ちながら壁の方へと後退る



「こ、この野郎!寄るなっ…、貴様ら等に我々は殺せんぞっ…!」




「攘夷志士の癖に芸者あげてチャラチャラしてんじゃねぇよ」



土方はそう言うと刀を振り上げ


スパンッ




カラオケボックス的なテレビみたいなやつを叩き切った



「ひぃっ…、」


恐怖の顔に満ち溢れている攘夷志士



「す、すげぇ…」


カメラマンが思わず感嘆の声を漏らしてしまうのも無理はなかった





〈真選組 副長 土方十四郎〉



またまた何処かでそんなテロップが((割愛




ーーーーーーーーーーーー


店の外


攘夷志士達を投げ込む簡易的な牢獄のような檻の上に、ある男が腕を組んで立っている




〈真選組 局長 近藤勲〉


またまたそん((割愛



と、思いきや

それはただの等身大パネルだった




「あれ、近藤局長は?」


坊主で強面な男、基原田が疑問に思い、近くに居た隊士達に聞いた


「あぁ、そういえば…」


「何処へ行ったんだ?」



「あの人は俺たちと違って奥ゆかしいからな」




すると、土方がどこからともなく現れ、勝手に話に入ってきやがった



割り込みはいけねぇよ。土方さん


あんた他でももっと出番あるだろ。土方さん



「おいっ!誰だ!ナレーションしてる奴っ!!」




それは私だよ。土方さん



「オメェかよ!!……まぁいい、近藤さんはテレビの取材なんざ用はねぇのさ」




「おお、流石局長」



「今頃は幕府のお偉い方と談議してるか、一人静かに刀の手入れでもしてんじゃねぇか?」



「いや、きっと今頃は私達を労るために期間限定 夏感じる和菓子セットでも買ってるんじゃねぇか?」




土方のようにどこからともなく現れポッケに手を突っ込み、月を見ながら話すA

どうやら彼女はナレーションを放棄したようだ





「そりゃお前が欲しいだけだろうが…」


「いやワンチャンありますって」



同じ頃、近藤局長はキャバクラに言っていたなんて事実を彼女等はまだ知らなかった

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設定タグ:銀魂 , 真選組 , ギャグ   
作品ジャンル:ギャグ
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銀魂信者 - iPhone12Proの人さん» うわぁぁ〜!そのようなこと言って頂けてとっても嬉しいです!!これからも更新頑張ります! (1月6日 19時) (レス) id: 459e0cdf8f (このIDを非表示/違反報告)
iPhone12Proの人(プロフ) - 初コメ失礼します‼︎銀魂の夢小説が最近見つからず困っていた時に貴方の作品を見つけてから更新をいつも楽しみにしています。これからも頑張ってください‼︎ (1月6日 19時) (レス) @page38 id: 7d12eaca53 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:銀魂信者 | 作成日時:2022年4月24日 12時

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