18達 その3 ページ15
及川サイド
見てみたらいかにもチャラそうな男にAちゃんは告白されていた
ズキと心が痛む
もしも、
Aちゃんがこの人を選んだらどうしよう
足が動かなかった
「この俺がせっかくお前みたいなブスに告白してやってんのに」
こいつ、何言ってるの?
『は?』
『じゃあ告白してこないでくださいよ』
Aちゃんは強気な口調だけど、顔を見ると今にも泣きそうで
さっきとは違って自然と足が動く
及「おい!!!」
及「今!Aちゃんに何て言った!!」
「及川!?」
俺は直ぐにAちゃんの方に行き抱き締める
及「大丈夫?」
『う、うん』
うんって言ってるけど絶対大丈夫じゃ無い
及「おい、」
「なんだよ、」
及「Aは俺の彼女だから」
及「手ぇ出したら、、わかるよね??」
ただただAちゃんを助けたかった
「チッ」
小さく舌打ちをしてそいつは何処かに行ってしまった
『、及川ぁぁああ』
『怖かったぁぁああ』
そう言ってその場にしゃがみ込んだ
及「大丈夫?w」
及「及川さんが来てくれた事に感謝してよね!!」
『絶対ヤダァぁああ』
及「Aちゃん!?」
いつもの茶番が繰り返される
でも、内心俺は結構照れてる
松「あ、及川が泣かした」
及「あれ?」
『松川助けてぇえ』
花「徹さん!貴方見損なったわ!!」
及「違うよね!?」
岩「早く教室戻るぞー」
松「あ、ホントだ」
松「後30秒でチャイムなる」
全「え、」
キーンコーンカーンコーン
全「わぁぁぁぁあああああ!!!!!!」
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作者名:あ行 | 作成日時:2022年7月13日 21時