戦闘狂と次期魔法帝

16 ページ18

ヤミさんが指名したのはアスタ。

A「ねぇ、ノエルちゃん。アスタって何ができるの？」(ボソッ)

隣に居たノエルちゃんに聞いてみる。一緒に任務行ってたんだもんね。何か知ってるハズ…。

ノエル｢見れば分かると思うわ。アイツは本気で魔法帝を目指しているのよ。｣

A｢ふぅん…。｣

魔法帝…か…。

アスタ「ウオオオオオオオオオオオォォォ！！」

　 ブンッ

アスタが剣を振ると、私の魔法がどんどん消えていく。

A「魔法を…無効化…！？」

ノエル「そう。これがアスタの魔法なの。」

へぇ…珍しいな…。

A「(お兄ちゃんが見たら…きっと喜ぶんだろうな…。)」


・・・・・・・


　「お兄ちゃん！あーそーぼー！」


　「仕方ないなぁ…じゃあ…」


　「おーにーごっこ！！」


　「はいはい。じゃあAが逃げるほうね。」


　「うん！１０秒待って！」


　「１０〜９〜８〜７〜６〜…って。何で逃げないのｗ」


　「だってお兄ちゃんと一緒に居たいんだもん！」


　「それじゃ、おにごっこはできないよｗ…散歩にでも行く？」


　「行く〜！やった〜！！」


・・・・・・・


はは…。懐かしい…。あの頃に戻れないかなぁ…。

ラック「どーしたのA。」

A「なにも…無いよ…。」

17→←15

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す