戦闘狂と次期魔法帝

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…。ここが…!「黒の暴牛」…!!

　ボカッ!!ガラッ!

?「(えええええええ…!!いきなり壊れたぁぁぁ!!)」

　爆音の中、耳をすますと声が聞こえてきた。

?「アハハー!キミが残してたプリン、すっごく美味しかったなー!!」

?「それがテメェの最後の晩餐だぁぁ!!」

?「うるっせぇんだよ!オマエラ!オマエラの醜い争いの雑音がマリーに聞こえたらどうしてくれんだアアァ!?!?」

?「ちょっと!二人ともやめて?私が買って来るから!!プリンぐらい買ってくればいいでしょ!?」
↑(Aさん)

ヤミ「ようこそ。最低最悪の魔法騎士団、黒の暴牛へ。」

ちょっといきなりヤバそうだけど…!何事も初めのあいさつが肝心んん!!

?「今日から黒の暴牛に入団する、ハージ村からきたアスタです!!よろしくお願いしゃーっす!!」

Aside

ん?何か聞こえたよーな…。ってか!

ラック「ほーらほーら!」

　 ドカッ!!

マグナ「ウオォォォォォラァァ!!」

　 バキッ!!

A「(いい加減やめてェェ!!!壊れるからぁ!!!)」

いつになったら止むんだろ…。この二人…。たった一つのプリンで…。

マグナ「プリンの仇ぃ!!」

?「でーーーーっ!!」

A「ちょーい!事故った!事故ったよ今!!関係ない人殺っちゃったよ?!?!」

どうしよ…どうしよ…。このままじゃ被害が…!!ヤミさん…!早く帰って来て下さい!!

バネッ「あー!もうっ、うるさいわねぇ!!Aちゃんが困ってるっての!!」

バネッサー!ありがとう!そのまま喧嘩を…!

マグナ「うるせぇ!飲んだくれ魔女!!」

バネッ「何ですって!?この童貞不良!!」

マグナ「童貞じゃねぇし!!」

A「(参加するんかい!悪化だよ!状況悪化したよ!?)」

ラック「あれぇー?よそ見してると殺っちゃうよ〜?」

ふと玄関を見るとさっきの被害者の横にヤミさんが。

A「ヤミさん…。」

ヤミ「オマエラ…。」

ヤミ「物壊すんじゃねぇ!!!」

　 ドカッ

A「(めっちゃ壊してるぅぅぅ!!)」

どうなっちゃうんだろ…ここ。

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