ツンデレ32 ページ32
次の日。
案の定二日酔いになっており、昨日の出来事を半分程覚えていない。
何か、太宰君と話してたのは判るし一緒に帰った所は判る。
その後何かあった気がするんだけど……。
思い出せないから良いか!
どうせまたゴリラだの何だの云われたんだろうな!うん!いつかまな板の角でぶん殴ろう!
「お早う」
「嗚呼、お早う柚」
「独歩君さ、お酒飲まないの?」
珈琲吹き出された。
あーあ…書類が……。
「そんな驚く?」
「喧しい!俺は必要最低限酒など飲まん」
「…真逆弱いの?」
バキッ!!!!と盛大な音を立て万年筆が折れた。
高そうなのに…あの万年筆…勿体無い…。
「柚貴様!!!」
「折ったの自分だよね?!ごめんって!」
「おおおお俺は決して酒に弱く等無い!」
「あ、其方?!判ったから落ち着いて?!」
茶番はこの後三十分程続きました。
与謝野さんが来て、やっと独歩君は落ち着いた。
この二人怪しいなぁ〜、なんて。
与謝野さんと乱歩さんも怪しいよね!社内恋愛(オフィスラブ)大好きおばさんだよ私!!!!ほんと!ほんとに!私応援する!!!
「アンタ何考えてンだいニヤニヤして」
「えへへ…与謝野さん頑張って下さいね」
「何云ってンだい?」
うふふと笑い乍仕事に戻る。
与謝野さんはずっと其について考えていた。
「ねぇ柚お菓子買って来て!ラムネも!」
「柚さん、社の包帯もお願い出来ますか?」
「自分で行きなさいよほんと…」
最近靴ズレで踵痛いんだけどなぁ。
ゆっくり行っても良いか。どうせ大した用じゃ無かったし。
「あ、序に独歩君に万年筆見繕ってまた贈物(プレゼント)しよ」
誕生日で良いかな。
即効太宰君の悪戯で折られない様に頑丈なやつを選ばなきゃ。
「……却説、お菓子買って帰ろ」
軽く目標を決めてから装飾とか諸々を見ておく。
お財布の関係上余り高価な物は購えないけど。
「あー、帰って寝たい…」
ほんと切実に。めちゃくちゃ眠たいなー。
1507人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「文豪ストレイドッグス」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
かりんとう(プロフ) - あ、あ、あんこおおおおおおおお!!!読んでる途中だけどコメントするわ。ツンデレ26の中也が可愛すぎてニヤニヤとまらんのだが助けて!!?!?((しらん (2019年12月18日 19時) (レス) id: b09f89d760 (このIDを非表示/違反報告)
あんこ(プロフ) - id=es(旧カシ魔女)さん» わわわっ!嬉しい!!!是非是非呼んでー!!! (2017年4月28日 22時) (レス) id: dcde93e978 (このIDを非表示/違反報告)
id=es(旧カシ魔女) - ありがとう…!あんこって、呼んでもいいかな? (2017年4月28日 20時) (レス) id: bd9f4f1f85 (このIDを非表示/違反報告)
あんこ(プロフ) - id=es(旧カシ魔女)さん» イドさんですね!了解しました!ではお言葉に甘えてこれからはタメで話させて貰いますね!私もタメ大歓迎なので是非お気軽に呼んでやって下さい!! (2017年4月28日 0時) (レス) id: dcde93e978 (このIDを非表示/違反報告)
id=es(旧カシ魔女) - あんこさん» 本当ですか!嬉しい…!!文ストを語れるお友達が…ついに…!!!!私のことは気軽にタメ口でどうぞ!あ、ハンドルネームは『イド=エス』と読みます。イドとお呼びください! (2017年4月27日 21時) (レス) id: bd9f4f1f85 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ