肆拾肆ノ咄 ページ44
あれから一週間が過ぎた。
中島先輩は組合に誘拐され、僕とナオミは暗い雰囲気の儘学校へ。
其でも危険な為ホームが終了次第帰る事になっている。
「あいたっ」
その帰り際に、木の根につまづいてしまう。
僕は、ナオミに笑われ乍も探偵社に向かった。
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──────
ビリッ
何処かで無情な音が響く。
残酷で、おぞましく、恐ろしい事が始まる音。
「怜さん……」
「はい?」
皆様用意は済んでおられますか?
「その、腕の痣、一体いつから…」
嗚呼、ナオミだ。
「ナオミ!怜君から離れるンだ!」
嗚呼、谷崎さんだ。
「Let's show time」
さぁ、詛いの宴の開幕です!
「 後 ろ の 正 面 、だ ぁ れ ? 」
遠くで爆発音がした。
意識が晴れた時僕は、鎖で繋がれていて、迚も驚き慌てすぎて椅子に縛り付けられた儘倒れてしまった。
「怜さん…お疲れ様でしたわ」
「何だか…変な夢を見ていた感覚だったんですが一体何が…」
「Qの異能に君までかかるとは予想外だったよ、怜君」
「太宰さん!もっ、申し訳ありません!」
「うふふ、構わないさ。お陰で面白い物も手に入ったからねぇ。」
「そう云えば国木田さんは…」
「…うふふっ」
……僕は国木田さんが居るであろう医務室に向かって全力で手を合わせました。
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蛍(kei)(プロフ) - あんこさん» 深夜テンションの塊だなぁとは思ったけど突っ込まないでおく((( (2017年2月25日 12時) (レス) id: a4aa4c4dc7 (このIDを非表示/違反報告)
あんこ(プロフ) - 蛍(kei)さん» いえー!ありがとー!!夢主君のドレスに突っ込まないでくれてありがとう深夜テンションでこれ殆ど書いたんだ← (2017年2月25日 9時) (レス) id: dcde93e978 (このIDを非表示/違反報告)
蛍(kei)(プロフ) - どもどもー、零御だぜ!やばいナオミちゃん可愛い……(( (2017年2月25日 0時) (レス) id: a4aa4c4dc7 (このIDを非表示/違反報告)
リズ - この作品面白いですね! (2016年11月13日 23時) (レス) id: 9929c522bf (このIDを非表示/違反報告)
蒼月(プロフ) - あんこ様、太宰さんとの絡みを書いて頂き、ありがとうございました!最高に面白かったです!!これからも頑張って下さい! (2016年10月28日 19時) (レス) id: 3767d3feec (このIDを非表示/違反報告)
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