E-girlsの片寄ちゃん。

・ ページ13

思えば楓と私ってめっちゃ性格が似てる。
例えばスポーツが好きとか、勝負事が好きとか
ハマりやすかったりしてね。

ほら、今日もバスケにすっかりハマっちゃった





楓「バスケ初めて見たけどめっちゃ凄かったね！」

『それなー！あのさ、千葉ジェッツの人！』

楓「めっちゃスリーポイント入れてたよね！」

『うん！！身長あんま高くないのに！』

楓「かっこよかったー」

『また来よーよ、』

楓「うん！千葉ジェッツのさ、」

楓＆A「「2番さん！！」」

『めっちゃかっこよかったもんね！』






結果、すっかりハマった私たちは勝利の余韻が全然覚めなくて。



『ね、にわかだけどさ、このままスポーツバーとか行ってみちゃわない？』

楓「楓も行ってみたいって思ってたとこ！」





そんなこと話しながら出口に向かっていると同じく盛り上がっている集団が。
楓も私もあんまりそういう集団が好きじゃない。

顔なんて見ないですみませーんみたいな感じで前を通ったらその集団の誰かに話しかけられた。




？？「Aちゃん、？」

？？「あれ、楓ちゃんもいるじゃん」

『え、あの、、って』

楓「岩さんと登坂さん！」





その集団は三代目の皆さんで。
先頭を歩いていた臣さんと岩さんに話しかけられた。

というのも、私たちはどちらとも共演したことあるからねぇ。


楓と私はHiGH＆LOWで臣さんと岩さんと共演してる。
楓は芝役で、私はTHE RED RAINで成瀬愛華役、臣さんは雨宮広斗役で岩さんはコブラ役。

でも私はそれだけじゃない。

岩さんとはパーフェクトワールドでもう1回共演した。
岩さんが鮎川樹役、私が川奈つぐみ役だった。
ついこの前の話なんだけどね、。





楓「岩さん！！アレ見ましたよ！私たちが主題歌したパーフェクトワールド！Aとめちゃくちゃいい感じでした！」

岩田「あはは、見てくれたんだ笑」

登坂「めっちゃよかったよね」

『難しかったですよねー』

岩田「うん、まぁね、実際俺は麻痺してるわけじゃないしさ、」

『でもあれやってから凄く広い視野持てるようになったって言うか』

岩田「俺も、手伝いましょうかって気持ちになったからね」

楓「そっか、いいなぁ。」

『あ！そうだ！私たちテンション上がっちゃってスポーツバー行こっかなって話してて、もしよかったら……』

？？「Aーーーーー！！！」



何者かにいきなり後ろからハグされた。
でもこの香り知ってる。




『あーーー！！……』

・→←かえちゃんとおデート

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す