E-girlsの片寄ちゃん。

かえちゃんとおデート ページ12

『かーえーでーちゅん♪』



今日は待ちに待った楓とのデート。
普段から仲良しではあるんだけど基本一緒にいるのは夏恋だからね。

その夏恋は今日は夏恋のお兄ちゃんのライブに行くんだって。
萩花さんと！めっちゃ羨ましい、、いつか萩花さんとも遊びたいなぁ、




楓「え、どしたのそのテンション笑」

『んーん、なんも。あんま知らないもん』

楓「うん、Aがなんのこと言ってんのか全くわかんない笑」





会ってから私たちはなんにも会話が噛み合わないけどまぁ仲良しってことに免じてOKってことで。





楓「服見に行くー？」

『いいけどさー絶対バレん？』

楓「バレるよ！当たり前じゃん笑」

『じゃあやっぱりLDHkitchen行く？』

楓「いいけど？笑」

『それかさーなんかスポーツ見に行ってもいいけど』



というのも今日の東京ドームの試合、メンディーさんが始球式らしくて。
見に来なよーなんて誘われてたりして。





楓「あ、いいじゃんスポーツ観戦」

『じゃあスポーツ観戦行こっか！』






たまたま近くにいた私のマネージャー、ナオヒロさんが車を出してくれるって言うもんだからお言葉に甘えて。



『私たち今からなんかスポーツ観戦しよっかって話してて』

MG「だったらバスケとかいいんじゃない？」

楓「あー、Bリーグ？」

『そういえば今やってるっけ』

楓「ナオヒロさんよく行くの？」

MG「いやいや、1回しかないですよ」




そんなことを話しながら車に乗り込むとナオヒロさんが車の中からバスケのチケットを出してきて。





MG「知り合いから貰ったんだけどスポーツとか疎いから2人で行ってきなよ、今日だし」

楓「ほんとだ！今日じゃん笑」

『かえでー！行こっ！』

楓「行こ行こ！うわ、これめっちゃテンション上がるー笑」




そんなこんなでナオヒロさんに送って貰って、Bリーグの観戦なんて今日が初めての私たちは終始ドキドキしっぱなし。




『え、どっち応援する？』

楓「……え、わかんないよね笑」








困惑してたら場内に歓声が上がって、
バスケとかも始球式あるんだ、、なんて見てたら投げるのは私たちの事務所の三代目の皆さんで。






『……え、あの人さ、岩さんじゃない？』

楓「え、あ、ほんとだー！！！すごい！」

『えーまじか！三代目の皆さんが出てきた！』

楓「こんなことってある？笑」

『あるんだねぇ、、、』

楓「よし、じゃあ応援しますか！」

『もっちろん！！』

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