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眠れない亜嵐と眠りたい彼女 ページ7

時刻は深夜の1時頃。
ちょっともう寝なきゃやばい
眠いし明日は仕事だし、

そしてこちら、私の隣にいるのは眠れない彼。



白濱「A、寝ちゃうの?」

川咲「……ん、」

白濱「ちょっとー、寝ないで、ほら!」

川咲「…ちょっ!バカ、」



眠くてたまらない私とは対照的に眠れない亜嵐。

なんのつもりか私の両脇腹をツンっと軽く触ってきた。
…やめてくれ、、

そもそも眠くないなら別に無理して寝なくても良いだろうになぜかベッドに侵入してきてるんだもん。




白濱「……ねえ、Aほんとに眠い?」

川咲「………寝かせてくださいな、亜嵐さん」

白濱「……ほんとに眠いの?」

川咲「………ん?」



眠いのとめんどくさいのとであやふやな答えをすると何を思ったのか急に黙り込むから静かな空間に包まれた。

静かな部屋に、ただ時計の音が響いている。

あ、…これは、眠れる……



川咲「っ、、ちょっ!」




なーんて、簡単に眠れるわけないですよね。

彼に背中を向けるような形で目をつぶっていた私に亜嵐は手を伸ばしてきたのだ。
私の脇腹に彼の腕の感覚。

…つまり、低めの腕枕されてるって訳。


もともと電気は全部消して真っ暗じゃないと眠れない私。

しかも今までずーっと目をつぶってたから目が暗闇に慣れてなくて周りなんて到底見えない。



川咲「ちょっと、どういうことよ」

白濱「ん?Aが寝ちゃったら寂しいなーって。」

川咲「…いつもそうじゃん」

白濱「寝れないんだからしょうがない」



絶妙に話が噛み合ってない気もするけどめんどくさいから私はもう一度目をつぶった。

それから10秒が経っただろうか、
亜嵐が若干近づいてきたのがわかった。



白濱「…ねぇ」

川咲「……ん、…なに」

白濱「…同じ匂いする…」

川咲「……そりゃあね、」

白濱「……俺のものみたい」



すっと彼が私の下に伸ばしていた手を引き付けて、あっという間に私の背中は彼の温もりに包まれた。



白濱「寝ていいよ、A」



明らかに彼の声が自分の頭の後ろから聞こえてくる。喋ると息がかかってドキドキするし

これじゃ寝れるわけないじゃない。そう思っていたのに、安心感からか私の意識はゆっくりと闇の中へ落ちていった。



白濱「おやすみ」

亜嵐と眠れない彼女→←亜嵐と映画出演



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シェリー(プロフ) - sunny Juliさん» ほんとですか!!ありがとうございます!ゆるゆる不定期更新ですが、これからもどうぞよろしくお願いします!! (2020年6月7日 16時) (レス) id: 5753bca510 (このIDを非表示/違反報告)
シェリー(プロフ) - alappyさん» わーい笑許可出たから早速書くかも知れません笑お楽しみにしていてください!! (2020年6月7日 16時) (レス) id: 5753bca510 (このIDを非表示/違反報告)
sunny Juli(プロフ) - とても良いです!これからも楽しみにしております^_^ (2020年6月7日 16時) (レス) id: c72d49706b (このIDを非表示/違反報告)
alappy(プロフ) - 私は全然攻めても良いと思います笑更新楽しみにしています!! (2020年5月8日 0時) (レス) id: 08b60dafec (このIDを非表示/違反報告)
亜嵐LOVE - お待ちしております!更新を (2020年4月8日 18時) (レス) id: 1d6fa76e88 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:シェリー | 作成日時:2020年1月6日 0時

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