亜嵐と里帰り編�� ページ12
なんだかんだあって、私たちは亜嵐がフィリピンに帰ってきた時に必ず寄るっていうお店、Jollibee「ジョリビー」に来た。
亜嵐いわく、ここで作戦会議しようだって。
川咲「で？なんの作戦会議？」
そう聞き返したけど何も言わないでひたすら食べてるだけ。
川咲「ちょっとー！」
何も言わないで私の顔見ながらずっとモグモグしてる亜嵐。
しょうがないからパスタにかかってたソースを指に付けて亜嵐の高い鼻をちょんっと触った。
白濱「うわっ、ねぇー鼻汚れたじゃん」
川咲「んふふっかわいー、…鼻高いねえ」
白濱「Aだって高いくせにね、はい」
お返し、と亜嵐が私の鼻をおんなじように人差し指で触った。
しかも亜嵐の手は油でベタベタ。
川咲「もーう！油の手は反則でしょ」
白濱「いやいや、お互い様だから、うわA鼻きったねー」
川咲「亜嵐もね」
手と鼻を拭こうと思ったら亜嵐に手首を掴まれた。
白濱「じゃあさ、０キスみたいにしてあげよっか？」
川咲「０キス？映画の？」
白濱「涼太が橋本環奈ちゃんの鼻かじるシーンの再現」
皆さんご存知、鼻にキスするやつ。
キスの予約完了ってやつ。
ひゃー！ちょっと公共の場でそれは……
川咲「もうわかった、恥ずかしいって」
適当にあしらって、鼻を拭いてたら亜嵐がよし、なんて席を立った。
川咲「もう行く？」
白濱「行こう、遅くなっちゃうし」
川咲「なーんも作戦会議してないけどね」
作戦会議って言ったのあなたですけど、そう思いながら横目で亜嵐を見たらちゃんと目が合って焦った。
白濱「いつも通りのAで安心してる」
川咲「……そう？」
白濱「そうだよ、いつも通り」
されるがまま、そんな感じで亜嵐に手を引かれて私たちは店を出た。
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───
白濱「子どもの頃戻ってきた時はいつもあれ乗ってたんだよね」
亜嵐の目線の先にはハリー○ッターと○の秘宝でハリーが乗ってたやつみたいな乗り物。
あ、これわかる人にはわかるやつかも。
川咲「え、あれに乗るとか言わないよね？」
白濱「言わないよ、俺ちゃんとレンタカー借りてきたんだから」
川咲「あら、準備がいい」
亜嵐がカッコつけて車を持ってきてくれて私は助手席に乗り込んだ。
白濱「準備はいいですか？お姉さん」
川咲「いいですよー」
白濱「じゃあ出発！」
川咲「……日焼け止め塗り直しとこ」
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シェリー(プロフ) - sunny Juliさん» ほんとですか！！ありがとうございます！ゆるゆる不定期更新ですが、これからもどうぞよろしくお願いします！！ (2020年6月7日 16時) (
レス) id: 5753bca510 (このIDを非表示/違反報告)
シェリー(プロフ) - alappyさん» わーい笑許可出たから早速書くかも知れません笑お楽しみにしていてください！！ (2020年6月7日 16時) (レス) id: 5753bca510 (このIDを非表示/違反報告)
sunny Juli(プロフ) - とても良いです！これからも楽しみにしております^_^ (2020年6月7日 16時) (レス) id: c72d49706b (このIDを非表示/違反報告)
alappy(プロフ) - 私は全然攻めても良いと思います笑更新楽しみにしています！！ (2020年5月8日 0時) (レス) id: 08b60dafec (このIDを非表示/違反報告)
亜嵐LOVE - お待ちしております！更新を (2020年4月8日 18時) (レス) id: 1d6fa76e88 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シェリー | 作成日時：2020年1月6日 0時
