亜嵐と里帰り編�� ページ11
白濱「あ、思い出した」
川咲「なにが」
急にでかい声を出した亜嵐。
白濱「俺の母親がさ、みんなにAが来るの言ったらしくてさ、なんか、…親戚集まってるっぽいわ」
川咲「と言うと……」
白濱「俺の親戚めちゃくちゃ多いよ」
川咲「……嘘でしょ！？」
白濱「ガチ。…メアリーすぐ呼ぶからなぁ」
さすが、亜嵐のママ。
でもま、彼がこれだけおおらかなのはママのそういう所もあるのかもしれないしね。
川咲「えぇー、なんか緊張してきちゃった…」
白濱「まあ結局いつかはみんなと会うんだしね！」
川咲「えぇ？なにそれ」
白濱「そのうち俺らの親戚になる人だし」
なんてことないように言うけど、私にとってはすごく特別なことで。
そういえば前にうちの甥っ子が来た時も無神経に俺らも赤ちゃんほしいとか言ってたし、
え、割と亜嵐って私と結婚することを前提に付き合ってるのかな……？とか。
川咲「亜嵐？……結婚相手に求める条件は？」
白濱「えぇ？……メアリーと上手くやれる人かな」
川咲「へぇー」
白濱「Aは？」
川咲「え？…私？」
いきなりふられてみてよく考えてみた。
そういえば私って、結婚について考えたことあったっけ。
亜嵐とならある、とか言ったらクサイよね
川咲「一緒にいて、…気使わない人…かなぁ…」
白濱「えぇーそれもう俺じゃん」
川咲「あとはー、私と性格が真逆なのに嫌いなものが一緒の人」
そう言って見つめてみれば「俺じゃん」なんて嬉しそうにしてる。
川咲「ま、結局、自分の好きなことしてる亜嵐が好きなんだけどね」
白濱「俺もA好きー」
どちらからともなく手を繋いで幸せに浸る、
けど───………。
川咲「ねえ、なんでフィリピンにまで来てこんな話してんの私たち。………あれ、…電話……」
白濱「え？」
私のスマホがちょうど鳴り出した。
亜嵐は相手が誰かすごく気になってるみたいだけどね。
川咲「もしもしー？」
電話に呼びかけると楽しそうにはしゃぐ声が聞こえた。
白濱「え？涼太じゃん！」
川咲「正解、」
片寄«え、もしかして結婚の挨拶でも行くんですか»
川咲「まさか、」
数原«えぇ！Aちゃん結婚すんの！？»
川咲「結婚するの？亜嵐」
亜嵐の方を見つめてみたらコソッと耳元で囁かれた。
反射的にそっちを向いたけど私の分のキャリーケースを押して歩いて行っちゃって。
川咲「あぁ、もー、ちょっと待ってよ」
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シェリー(プロフ) - sunny Juliさん» ほんとですか！！ありがとうございます！ゆるゆる不定期更新ですが、これからもどうぞよろしくお願いします！！ (2020年6月7日 16時) (
レス) id: 5753bca510 (このIDを非表示/違反報告)
シェリー(プロフ) - alappyさん» わーい笑許可出たから早速書くかも知れません笑お楽しみにしていてください！！ (2020年6月7日 16時) (レス) id: 5753bca510 (このIDを非表示/違反報告)
sunny Juli(プロフ) - とても良いです！これからも楽しみにしております^_^ (2020年6月7日 16時) (レス) id: c72d49706b (このIDを非表示/違反報告)
alappy(プロフ) - 私は全然攻めても良いと思います笑更新楽しみにしています！！ (2020年5月8日 0時) (レス) id: 08b60dafec (このIDを非表示/違反報告)
亜嵐LOVE - お待ちしております！更新を (2020年4月8日 18時) (レス) id: 1d6fa76e88 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シェリー | 作成日時：2020年1月6日 0時
