【ジョジョの奇妙な冒険】彼女を暖めるのは彼らの心〔過去編〕

混乱 ページ26

此処を探索して分かったことがある。

最初に居た部屋以外には一部屋しかなく、その一部屋には洗面台と風呂があり、そこでようやく自分の姿が見れた。

鏡には小娘の姿が写っていた。

これが指し示すのは、俺はこの小娘であるという事だ。とても信じられることでは無いがこれは何の変哲もない鏡だ。小細工がされているとは思えない。

確か俺の記憶では俺は男だったはずだ。ああ、確かに男だった。

"そしてジ◣¿サ❖の体を乗※取りやつの孫"の-孫の承✧ロぅに殺◑れﾀﾋんだ"

...何故俺が女になったのかはこの際放っておこう。

どうやら俺は記憶を失っているらしい。今も思い出そうとしたがノイズがかかって思い出せない。一部しか覚えていないようだ。
自分で制御をかけているのか...それとも思い出せないようにされているのか。

俺はディオ・ブランドー。父の名前はダリオ・ブランドー。俺はジョースター家の養子だ。ジョースター卿を殺し石仮面を被り吸血鬼になった。ジ§ナ◆ンと●決をし♯て...

もうノイズがかかってきた...俺が覚えているのは全体の半分にも満たないかもしれない。

この小娘は親が居ないらしい。いる痕跡が無いのと、この家には物が少なすぎる。
一人暮らしにしては幼すぎるしありえないだろう。

『...ぐぅぅぅぅ』
さっきまで混乱で気づかなかったが空腹である。

『すぐには必要ないが夜に血を吸いに行くか…いや、これは小娘の体だから普通のものを食べた方がいいのか？』

...ん?鏡よく見るとコイツ牙があるぞ？この小娘もしや吸血鬼か?

いや、吸血鬼ならばこんなに日光が入ってくるのにカーテンを閉めないわけがない。

一応確認だけしておこうと思い、窓から差し込んでくる光を手に当ててみた。

変化はなし、灰になることも無い。

次に親指の肉を噛みちぎり、回復速度について調べてみた。

なんと一瞬で傷が治ってしまった。これは可笑しい。

牙と回復速度は吸血鬼と同様だが、日光に当たっても大丈夫な吸血鬼なんていないはずだ。

コイツは新種の吸血鬼だろうか…
それとも吸血鬼ではないなにか...








謎は深まっていくばかりだった

懐かしい感じ→←もう一人の目覚め

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

ラッキーアイテム

革ベルト

ラッキーカラー

あずきいろ

ラッキーナンバー

8

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す