シルバーの睡眠 後編 ページ34
小鳥「今日はオススメの睡眠スポットを教えに来たの！」
シルバー「睡眠スポット？」
小鳥「そう。たまにライオンさんとか不思議な人とかが来てるんだけどね」
ライオンさん…不思議な人…？
ライオンさんは恐らくレオナ先輩だろうな
不思議な人は…わからないな
小鳥「とにかくついてきて〜」
そう言うと小鳥は前へ前へと飛び去っていく
俺も小走りで小鳥の背中を追いかけていく
数分走ると…いつのまにか少し広い広場に出た
広場の周りは背の高い
シルバー「これは外からじゃわからないな」
小鳥「誰にも邪魔されない睡眠スポットだよ。オススメ！」
シルバー「教えてくれてありがとう」
小鳥「良いよ良いよ。また遊んでね〜」
そう言い残すと小鳥は去っていった
シルバー「確かに誰にもバレずにゆっくりできそうだな……ん？」
数本生えている木の影に誰かいる…
近づいて様子をうかがうと寝ているようだ
シルバー「…レオナ先輩か」
寝ている人物はレオナ先輩だった
やはりライオンさんはこの人だったな
シルバー「隣失礼します」
木の幹に腰掛けて俺も眠りにつく
木の隙間から照らされる光が心地よく温かい
これは…本当に良い場所だな…( ˘ω˘)ｽﾔｧ
シルバー「…ん」
目が覚めた頃にはもう薄暗くなっていた
隣で寝転んでいたレオナ先輩の姿ももうない
シルバー「これは…セベクが探しに来るな」
うるさくなる前に帰らなければ…
シルバー「只今戻りました」
セベク「シルバー！遅いぞ！！どこで道草を食っていたんだ！」
シルバー「すまない。寝ていた」
リリア「お、帰ってきたか」
シルバー「親父殿」
リリア「夕食は出来ておるぞ！育ち盛りなんだから沢山食べるのじゃ！」
シルバー「…はい」
セベク「遅かったからだな！」
リリア「セベクも沢山食べるのじゃぞ」
セベク「……はい」
俺だけで済むと思っていたのか
親父殿はこういう所で気が利く。ありがた迷惑というものだ
マレウス様は…
マレウス「………」
あぁ…もう撃沈なされている…
シルバー「親父殿。一度トレイ先輩と一緒に料理を作ってみてはいかがですか？」
リリア「トレイと？そうじゃな…ケーキ作りでもしてみるか…」
これで少しでも改良されれば良いんだが…
ー数日後ー
リリア「シルバー！トレイと一緒にケーキを作ったぞ！」
トレイ「…すまん」
シルバー「…大丈夫です…もう慣れました」
ー完ー(番外編あり)
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 5人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
夜野黒兎@病み垢(プロフ) - イデアさん» 勘違いだったらごめんなさい！そういう名前なだけかもですが、確か占ツクはなりきりダメだったはずです！間違ってたらすみません！全力で土下座します (2023年4月14日 23時) (
レス) id: f1bb19ef36 (このIDを非表示/違反報告)
ねむ(プロフ) - ようやく戻れました…ここ使ってすまん。メモ欄見て☆ (2023年2月28日 15時) (レス) id: e933cf5503 (このIDを非表示/違反報告)
スピカ(プロフ) - イデアさん» アズールで女の子になってみたとシルバーで女の子になってみたとルークとエペルが入れ替わってみたとかお願いします！ (2023年2月11日 17時) (レス) id: 3a0c0b31f7 (このIDを非表示/違反報告)
イデア - スピカさん» リクエスト何かあるでござるか〜？ (2023年2月11日 16時) (レス) id: 3ba1602b02 (このIDを非表示/違反報告)
スピカ(プロフ) - イデアさん» 続けていただきたい！ (2023年2月4日 8時) (レス) id: 3a0c0b31f7 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
