ツイステの日常

イデアの忘れ物　後編 ページ3

三人組とは…アズール氏、ジェイド氏、フロイド氏のオクタヴィネル寮のメンツである

イデア「ア…アズール氏…ちょっと…」

アズール「おや、イデアさん。珍しいですね」

フロイド「あ〜♡ホタルイカ先輩じゃ〜ん」

ジェイド「おやおや…久しぶりですね」

イデア「は…はい…」

アズール「それで？何かようですか？」

イデア「…フロイド氏がリリア氏から物貰ったって言ってたんですが…」

アズール「フロイドが？」

イデア「その…それ拙者の落とし物でして…返してもらいに来たんでござるが…」

ジェイド「フロイド。リリアさんからなにか貰ったのですか？」

フロイド「うん〜メンダコちゃんが良いの持ってたから〜貰った〜」

ジェイド「それはイデアさんの物らしいですよ」

フロイド「え〜？でも〜もうフロイド商店の商品だしぃ…」

くっ…やっぱり苦手でござる

何考えてるかわからないし…落とした拙者も悪いんだけど！！

でも…返してもらわないと困る…

フロイド「ん〜。ねぇアズールー」

アズール「はい？」

フロイド「まかないアズールが作ってくれないー？そしたらホタルイカ先輩にこれ返してあげる」

これは！チャンスかもしれない…！

部活仲間のアズール氏にバトンが渡った！これなら…

アズール「どうしましょうかねぇ」

そういってアズール氏はこちらをみてニヤニヤしている

…そうだった。アズール氏は人の苦しむ姿大好き人魚でしたな

ジェイド「おいたがすぎるんじゃないですか？」

そう言ってるジェイド氏も笑ってますけど！？

アズール「嘘ですよ。わかりました。僕が作るので返してあげてください」

フロイド「まじ〜？やったぁ〜。はい。ホタルイカ先輩」

そういってフロイド氏は拙者の手に落とし物を置いてきた

三人はそのまま立ち去ろうとしたが拙者が引き止めた

イデア「あの…アズール氏。なんで手伝ってくれたの？いつもなら…」

アズール「…オルトさんからの贈り物でしょう？次からは落とさないように気をつけてくださいね」

そう言ってモストロラウンジへと帰っていった

イデア「…いやカッコよすぎんか？」

そう…落とし物とはオルトがくれた髪ゴムだった

はぁ…疲れたけど帰ってきたなら良かった…兄ちゃん頑張ったよ！オルト！



髪ゴムを取り戻して部屋に戻るとオルトがお迎えしてくれた

オルト「おかえり兄さん！外に出てるの長かったね！凄い！」

落としたなんて言えない…でも…

イデア「兄ちゃん頑張ったよぉ！」

ー完ー

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