【名探偵コナン】十三回目の友達。

▽6 ページ7

「────あ、起きた？」


「……え」



ゆっくり起き上がればズキリと痛む頭。

手を当てて思い出す。


────そうだ。私、ガチで気絶して……



いってて、まだ痛むよ。



ねェ、警察官志望がこんなのやっていいのかな。
警察沙汰だよね。
このまま警察官になったら同じ警察官に職質されるよね。
ねェ？？？



って、そういや今の誰じゃ。




見上げてみれば、いつか見た猫目の男。






「えーっと、君は...、」

「あ、俺は諸伏景光。
松田、だっけ？そいつがお前を木の下に寝かせてたから、気になってさ。

一応保健室に連れてったんだよ。」



き、木の下……なんて雑な。



「そ、そなの……

まっ、ありがとね！いやァ、拳骨喰らっちゃってさ、気絶してたんだ〜。」






えッ、っと絶句する諸伏を見て、苦笑する。


まぁそうだよね。
拳骨喰らって気絶なんて漫画かよ、だよね。夏目〇人帳の主人公だよ。


……いや待って夏〇はGORILLAじゃないぞ！断じて違う！！





大好きよ友〇帳。特にニャ〇コ先生ね。

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