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第6訓 ページ7

NOside




「何しやがんだてめェ」


「────ゴリラだろうがなァ、


真選組(オレたち)にとっちゃ大事な大将なんだよ。
剣一本で一緒に真選組創り上げてきた、俺の戦友なんだよ。

誰にも俺達の真選組は汚させねェ


その道を遮る者があるならば、剣で……」



────────叩き斬るのみよォォ!!





土方が銀時に斬りかかる。
だが目を開けてもその死体は無く……



「刃物プラプラ振り回すんじゃねェェ!」






銀時は斬りかかった...訳ではなく蹴りかかったのだ。


ゴロゴロと転がるかと思えば、剣を振った。それが銀時の肩に当たり、布が切れる。
そこからは血が滲み出ていた。



お互いに後ろへ吹っ飛ぶ。



物音に気付きハゲが「何だオイ?銀さーん!!てめっ遊んでたらギャラ払わねーぞ!!」と。

いや空気読めやハゲ。←




「うるせェハゲェェ!!警察呼べ警察!!」

「俺が警察だよ」





起き上がった土方が言った。


「あ...そうだった
……世も末だなオイ」



「ククク、そーだな」



(────……なんだか読めねェ野郎だな。
近藤さんの時は汚ェ手使ったって聞いたが、そんな素振りも見せねェ。

それどころか貸した刀さえ使おうとしやがらねェ。

まさかコイツ、自分が命狙われてるにも拘らず、俺を気遣ってるってのか)


だがそこで銀時が刀を抜く。




(フッ、いよいよ来るかよ)


ダッと大将を負かした男へと駆け出した。
そいつは未だに動かない。








「(命のやりとりと行こうや!!)
うらァァァァ!!!」





斬った!!そう思った。
だが前を向けば切れた布が浮いているだけ






「!!」





大将の敵は直ぐ横に居た。
反応が遅れる。





「(なに!?かわされた!!斬られ────)」


土方が斬られる事は無かった。
斬られていたのは、土方の、刀。



それはカランと音を立て、重力に逆らわずに落ちていく。









「────はァい、終了ォ」



間抜けな声が響いた。

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設定タグ:銀魂 , 真選組 , 原作沿い   
作品ジャンル:アニメ
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夏終朝凪(プロフ) - とても面白いです!書き方がとても上手ですね!すらすら読めます!続きが気になります!暇があったときとかに更新してくださると嬉しいです(о´∀`о)応援してます! (2021年1月8日 22時) (レス) id: 8142368f1e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ねりこ | 作者ホームページ:http://http://commu.nosv.org/p/rikokamide  
作成日時:2020年8月12日 19時

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