え……夢主って私じゃないの……？【3】

86話 ページ2

『ご都合主義』


皆さんはこの言葉を知っているだろうか？


ご都合主義とは、例を挙げるとするならば……

幼児化、性転換、入れ替わり、心の声が聞こえる的なものが挙げられる


現実では絶対にありえないこと……
だからだろうか

私はすっかり忘れていた

今、私がいる世界には前世とは違い『ご都合主義』ならず、
『ご都合術式』があることに_____


.


A「……」/////


虎杖「……」/////


とりあえず、今の状況を整理しよっか……

うん、私と虎杖は狭き箱に閉じ込められました！
わぁ〜！あははっ！(現実逃避)


なんでこうなったかと言うと……


〜回想〜


虎杖「Aは強いし俺も前よりも強くなったしぱぱっと終わるっしょ！」


A「うん」


この時の私は、
「え、虎杖との任務？最高かよ」
とか、呑気なことを考えていた

祓う予定の呪霊が現れて、
私は遠距離、虎杖は近接戦で連携して祓ったつもりだった


A「おやすみ、呪霊さん」


虎杖「Aってなんで呪霊祓った時、おやすみって言ってんの？」


A「ほら、私の術式って夢関連じゃん？だから、ちょっとキャラ付け」←


虎杖「へぇー、いいなそれ！」


A「ありがとu……」


呪霊「……縺ｩ縺�＠縺ｦ譁�ｭ怜喧縺代′襍ｷ?」


虎杖「っ！祓えてなかった？！」


A「！」


そして、その呪霊から術式をかけられ_____


今の状況に

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