異能力【夜明け前】弍

織田 作之助 ページ22

太宰｢何処からどこまで知っているんだ｣


冷たいオーラに包まれた太宰さん


隣の席からは


福沢｢落ち着け太宰｣


や


江戸川｢太宰！一応15歳の女の子だからね！｣


と云う声が聴こえるが太宰さんには聴こえてないみたい。


私は立ち上がり太宰さんを見上げて両手で彼の頬を包み込む。


『そんなに冷たいオーラを放させないでくださいよ、太宰さん。
知ってますよ…貴方の過去も。
ポートマフィアと武装探偵社が協力してギルドを倒す事も。』


目を見開く太宰さん。


隣に座っている社長と乱歩さんも目を見開き驚いている。


まだギルド戦じゃないのか…


『貴方の友人はカッコイイ人でしたね。あの人(織田作)が居なければ、あの人と太宰さんが友人になっていなければ、あの人が小説家になりたいと云うきっかけの人が居なければ、貴方はココにはいない。

とてもカッコイイ人ですよね。』


あの人は自分の命を懸けて戦った。


とてつもなくカッコイイ人だ。


織田作は。



『私は貴方が元最年少幹部だってことも知っています。

でも、あの人のお陰で貴方は今、人を救う側の人間として生きている。

それに代わりはない。

安心してください。私はあっちのスパイでもなんでもないですから』


私は太宰さんに微笑みかける。


太宰｢キミが異世界から来たことはよく分かったよ。
それに…友人(織田作)の事を知っていてくれてありがとう。｣


『いいえ。あの人も私を文豪ストレイドッグスに惹かせてくれた内の一人ですから。
感謝される事は何もしていません。』






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皆様こんにちは、しゅんです。

前にも報告しましたが、明日から私、修学旅行があります。

なので明日から約3日から4日間、更新が出来ません。


京都、奈良で沢山のアイディアを得てきますので次の更新まで待っていてください。


『異能力【夜明け前】』を宜しくお願いします。

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