16.Who ページ16
説明欄にこの回から結構シリアス・重いです。急展開。
もう『すきぴ』なんて言ってらんない…(そこまでではない)
⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯
出来るだけ速く。周りをよく見ながら。
頭のなかで繰り返しながら足を動かす。
すると三人の大人の通り叫び声が聞こえてきた。
「…これはマズい」
私はさすがに焦ったので、速歩きから走りへと変えた。
走っていると恐らく近所の人でもないような男がボソボソとなにかを唱えているのが見えた。
「⎯…ッ?」
ピタ。
私の動きが止まった。
私が止めたんじゃない。男が止めたようだった。
もちろん男に超能力があるわけでもない。ここは普通の世界だ。
バジッ!!!!
何かを叩く音が聞こえた。
いつのまにか私の鼻からは血の糸が垂れていた。
私は場の状況が理解できない。
なんか唱えてて急に通りかかったら殴る…?意味分かんない。
『急に何ですか』
私はムキになって言い返してしまった。
相手の反応はなし。
それもそのはず。私は声が出ていなかった。
殴られた衝動で声が出なくなったのだった。
「オマエッ…よくも…ッッッ!!!」
ドンっ
男は息を切らしながら私を地面に押し倒した。
男の目からは光が消え、私まで光が消えてしまった。
「オレをッ…見捨てやがッてッ゛!!」
男の声は実に荒れていた。
「ン゛ッ…」
私はやっと声が出た。
「ッ急に…何ですか」
「何ですかじゃねェよ゛!!!オレに謝れ!償え!オレを讃えろッ!!」
「だから…何モンだって聞いてンの!!」
こちらも息を切らしながら必死に言う。
何この男…!?急展開過ぎでしょ…
「オレを忘れてまでいたのか!!揃いも揃ってクズ親子だなァ!!」
男はもう一発バジッと私に入れた。
「オマエだけはよく覚えておけ!!」
「熱白威音、総長・
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あすか。 - Kanaさん» ありがとうございます!!そういう声があるとやりがいを感じてやる気が出ました笑更新頑張ります!! (2021年8月23日 2時) (
レス) id: 675840302b (このIDを非表示/違反報告)
Kana - 初めまして！この作品めっちゃ素敵です！これからも更新頑張ってください！応援してます！ (2021年8月23日 2時) (レス) id: 6aa49ac466 (このIDを非表示/違反報告)
あすか。 - お気に入り登録200人↑、たくさんの評価ありがとうございます！！ (2021年8月8日 9時) (レス) id: 450daef794 (このIDを非表示/違反報告)
あすか。 - たいやきさん» ありがとうございます！更新頑張りますね!! (2021年8月6日 16時) (レス) id: cf34245a8d (このIDを非表示/違反報告)
たいやき(プロフ) - この作品めちゃ好きです！！更新がんばってくださいっ！ (2021年8月6日 16時) (レス) id: 50a8f06b8b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あすか。 x他1人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Rinukun/
作成日時：2021年8月5日 8時
