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FILE.61 緋色の怒号 ページ25

***narration side***

「あのボウヤってまさか…コナン君?」
ジョディが赤井に聞く。
「ああ…俺の身柄を抵抗なしで確保するには…俺と繋がりの深そうなお前らのどちらかを拘束するはず…」
そう説明しながら、赤井は拳銃を取り出す。
「け、拳銃って…あんた何を!?」
「200メートルのストレート!!見えました!!」
ジョディが赤井に聞こうとすると、キャメルがそう言う。
「任せたぞキャメル…」
そう言い赤井は銃を構える。
「了解!5秒間ハンドルと速度を固定します!!」
キャメルが5秒、カウントを始める。
そして「ぶつかる!!」とジョディが叫んだところで、赤井が発砲した。
しかし、
「キャメル…戻れ…」
追っ手を振り切り、そのまま進もうとするキャメルに赤井がそう言った。

*******

「何!?赤井が拳銃を発砲!?」
工藤邸にて、安室透が叫ぶ。
「それで追跡は!?」
『先頭の車はタイヤに被弾してクラッシュ…後続車もそれに巻き込まれて走行不能車の続出で…』
「動ける車があるのなら奴を追え!!今、逃したら今度はどこに雲隠れするか…」
「すみません…少々静かにしてもらえますか?」
電話越しで怒鳴っている安室に、沖矢昴が言う。
「今、この家の家主が大変な賞を受賞して…スピーチする所なんですから…」
沖矢は「会った事はありませんけどね…」と、付け足して言う。

*******

どこかの探偵事務所。
「何か新一のお父さん…かわいい?」
マカデミー賞を観ていた女子高生は、そう言った。

FILE.62 緋色の真相→←FILE.60 緋色の帰還



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香椎 - 姫歌さん» ありがとうございます。なんとか完結まで頑張ります! (2018年6月18日 19時) (レス) id: 45135d60bf (このIDを非表示/違反報告)
姫歌(プロフ) - 面白いです。更新頑張ってください! (2018年6月17日 21時) (レス) id: 615f42e683 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:香椎 | 作成日時:2018年5月25日 7時

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