ｱﾊﾊ……ここどこｯ2 【OP】 (ページ29)

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BAR4 ページ29

「いや…私ももう、後先短い余生だ。

今、シロクミについて知った所でという部分があってだな……」

笑ったと思えば真面目に言われる

『でも、皆知りたがってたんですよ…？』

「それは私が今知ることではない。もしや、シロの情報でも渡して。
私と手合わせしよう。とでも考えていたのかな？」

Aは口をつぐむ

『・・・(思ってました。めっちゃ。
シロクミの名前出したら、いろいろ聞かれるかなって。教える代わりに修行やってほしいなって)。』

何も言えないでいると

「その様子じゃ、図星みたいね」

と、シャッキーさんに言われる

図星だけどぉぉぉ！！！！シャッキーさぁぁん！！！なんて思いながら

『ハイ。思ってました。ごめんなさい』

頭を下げれば

「何故謝る？君が出せる情報を使った方法だろう。謝る意味は無い」

すっごく優しいですね。紳士ですね。とか思いつつ

『優しさが痛ぃいー……』

と胸元をギュッと握ってそう言った

「守りたい人。というのは、仲間か何かか？」

『……。仲間・・・ではないですね…
ただ、居てほしい人。本当にそれだけなんです』

だんだん自分に酔いが回ってきた事を自覚する
Aはそれだけ言ってカバンの中の財布を取り出し

『今日は、私の急なわがままに付き合ってもらってありがとうございました

レイリーさんに、修行をしてもらいたかったですが…。

それは無理そうなので。今日はここで失礼します』

そう言って店を後にする

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
〜船の上〜

『んぇぇぇええええええん！！！！』

Aは1人船の上で号泣していた
酔いが完全に回ったのだろう

『モォ"………

………………………

シャッギーザァァン、ｶﾜｲｽｷﾞﾀﾞﾛｫｫ………

ｳﾞｯｸﾞ……………ｯ

イケオジかよｫｫｵｵｵ"ｵ"ｵ"

レイリーザンンンンンン…………』

なんて言いながらAは寝てしまう