ｱﾊﾊ……ここどこｯ2 【OP】 (ページ27)

今日:3 hit、昨日:13 hit、合計:125,230 hit

戦闘ページ27

戦いは数時間に及んだ

「ハハハ。私も昔より劣ってしまったな」

なんて、私の剣を腕1本で受け止めながらそう言われる

『劣ってしまった……？そうは見えないですが………』

この人、ほんとに強いなぁ。と本気で思う
流石に海賊王の右腕だよ………

そう思いつつも、跳ね返されてしまう。

「もう一度聞こう。何故強さを求める？」

するどく眼光が開いたように感じた。
汗がダクダクと出て、息も荒い

そんなAには思考なんてものはなくて。
ただ、ひたすらにもう一度剣を当てようとレイリーに攻撃をした

『強さを……？私には、ちょっと守らなきゃいけない人が居てですねッ』

攻撃は止めない

『以前は、その人を守るための強ささえもなかった。
ただ今は。守れる強さが欲しいと………

本気でそう思うからｯ………

私が………強欲に…………傲慢に……

守りたいと思ったから…………ッ』

想っている言葉がボロボロと1つ1つ零れていく
攻撃は止まらないものの、彼女はしっかりとその気持ちが本当だ。
という風にレイリーと真正面からぶつかった

「そろそろおふたりさん。休憩したら？」

『!!?』

その声はシャッキーさんで。
Aはそこでやっと正気に返った

『…ア………ｯﾊﾊﾊ！！』

半分記憶ないよ………マジで・・・
レイリーさんを見れば、汗しかかいていない。
特に、息切れをしているわけでもない

『ツッヨォ………』

勝てるとは思ってもないけどさ……
レイリーさんは、飯でも食べようなんて。笑って歩いて行ってしまう
シャッキーさんは私に近づいて

「あら……」

もたれかかってしまった。
柔らかい。いい匂い。やばい………

とか思いつつも

『ごめんなさ……い』

離れたら1気に力が抜けてその場に座り込んでしまう

「大丈夫よ」

ニコッと微笑んでくれたあと。手を貸してくれた
ほんとに天使ですか………。
その天使の手を受け取り。立ち上がってBARに向かう

『さっき……扉バンッて思い切り開けてすみませんでした…』

シャッキーさんは

「別にいいわよ。10万ベリーね」

なんて笑ってそう返される

『エッ………』

「ﾌﾌｯ…冗談よ」

冗談に思えないです………10万の用意だけしておこう・・・