ｱﾊﾊ……ここどこｯ2 【OP】 (ページ23)

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疑問ページ23

「冗談ではないと言っただろう？」

静かな中。レイリーの声が響く

『………ﾊｯ！？ﾊｧﾊｧﾊｧ…………』

一瞬。死ぬ未来を見た気がした。
だからか、息の仕方を忘れたように。息を吹き返す

「お嬢ちゃん、大丈夫？ﾌﾌｯ」

シャッキーさんにそう聞かれるが、大丈夫ではない。

『死ぬかと思いました……いや、違うんです！！
そうじゃないですよ！！その…今死にそうになりかけましたが！！

私はそういう力がほしい！！！』

そう……私はこういう気迫と本当の力みたいなのを身につけて。エースを助けたいんだ
全力で言ったが、レイリーさんは手をしまい。私を見る

「A………。今のを避けれたのならば、基本的な事の指導は必要ないと思うが？」

ナチュラルに名前呼びとか嬉しすぎです…アッ。ちゃいますね

『ｲﾔｲﾔ。私は、まだ…全然弱いです』

拳を握ってそう言った。避けることに関しては、シロがいろいろと能力を延ばしてくれたが…
武装色の覇気系統はあまりやってない……

「弱い。なんて言われたら、今の攻撃を避けられた私はもっと弱いということになるな。ハッハッハッ」

『え。そうじゃないです。さっきのは少し手加減とかしてませんか……？』

そう聞いたら、先程まで氷の入ったコップをカランカランと動かしていた手が止まる

「何故そう思う？」

相変わらずニコニコしているけど、目は笑っていない

『だって………。女の人相手に、貴方は本気で殺すわけじゃないですか…』

凄い紳士の女好きの人が……あっ待って？？美女に限る？？もしや

「ハハハ。本気を出してないと？女と理由だけで？」

『確かに美女以外なら殺そうとしますか……ｱｧ。いや、紳士なのを信じる。
貴方…レイリーさんは殺さないと思います。女性差別はしないと………思う』

だんだん言ってて自信なくなってきたよ……

「あら？Aちゃんは十分綺麗だと思うわよ？」

そんな貴方(シャッキー)が素敵ですと思ってお礼を言おうとしたが

「・・・。今、何も感じていない様子を見て
私はそう言っているんだがな…」

口が開いたと思ったらよく分からない事を言われた

『……？どういうことです？』

ほんとに、どういうことですか。