ｱﾊﾊ……ここどこｯ2 【OP】 (ページ7)

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お偉いさんの部屋ページ7

扉はシンプルな作りだったが、大きかった
失礼しますと言いながら扉を開けたクザン

「やっとか！？………あぁ、その子か」

私の顔を見るなり、何か納得した言葉を言うセンゴクさん…
え。こわいこわいこわいこわい。ナニナニナニ

『えと？その子。とは……？』

クザンを多少睨みつけながらそう聞くと

「Aちゃん、そんな怒った顔しないで。ちょっと、さっきまでAちゃんの事を話してただけだから」

何勝手に言ってんだコノヤロウ。と思いつつも、資料を置いて。センゴクさんの顔を見て
頭を下げた

「A…というそうだな。少し、質問がある。」

その言葉には少し圧力があったように感じた。
拒否権はない。という感じで、近くにあった椅子に座れと手で指示される
椅子に腰をかけて。何を言われるのだろうか。と思っていたら

「お前は……シロクミ。という名前を聞いたことがあるか？」

聞かれた名前は物凄く馴染み深い名前で……

「その顔は、しってるんだね？」

クザンの一言でハッとする
気を緩めていたわけではないものの、顔に出てしまった

『知ってる……と言われても…聞いた事のある名前だっただけですよ・・・』

シロはそんなに有名なのか？シロの情報が無さすぎて、私はよく分からない

「ちょっとごめんよ。Aちゃん。それって何処で聞いたの？」

椅子の隣に座り、クザンが聞いてくる

『どこ……と言われても。耳にしたことがあるだけで「主に"白い毛並みの動物"だ」す………』

センゴクさんが割ってそう言う。心当たりしかありませんよ。ありませんけどもね！？

『待ってください。仮に私の耳にしたことのあるシロッ・・・クミだったとして。貴方達、海軍とどんな繋がりがあるんですか！？』

あぶねー！！シロって普通に言おうとしちゃったよ！？