ｱﾊﾊ……ここどこｯ2 【OP】 (ページ11)

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これからページ11

帰ってきた頃には、すっかり真っ暗になった時間帯

『暗い………』

クザンの自転車のライトが明るく海を照らしつける

「今日は1日、いろいろとありがとうな」

と、最後言われる。ほとんど顔も見えてないけど……
んじゃあ、俺は帰る……とか言って自転車を掴むと動きが止まった

『………？帰らないんですか？』

そう聞くも、微動だにせず。少し近づくとグカー。といういびきと共に。寝てしまったことが確認出来た

『ここで、寝るんかいｯ』

バシッと勢い余って叩こうとしたが、それを寸止めして。
クザンは立ちながら自転車を持って寝ている。という状況。

『起きた方がいいと思いますよー！！』

ユラユラと体を揺すってみると、アー……そうだな。と眠たそうな声で応答して
自転車にまたがり行ってしまった

『嵐みたいな人だったな……』

私も、船に戻って。眠りにつく

『ふぁ〜あ……おはよう』

誰もいない部屋でそう呟いて。ベッドから起きる

パンをフレンチトースト風にして、珈琲を入れて飲む

『む〜〜………どーしよ…』

剣を手入れしながら、考える。もう修行相手もいない。
マリーフォードの事もそうだ。ルフィが旅をしてから。今はどこら辺なのだろう？

物凄く頭を抱えながら。これからの事を考える
まだ、ナミと出会ったくらいなのだろうか。それともサンジ？。まだ、ゾロに会い始めたくらいかもしれない

でも、もう。エースの仲間のサッチは殺されている。それだけは確実だ
あまり時間がない。エースがこれから冬島…チョッパーの島へ行くとして
確か、グランドラインを超えた後の話だったから……

『まだ、ネフェルタリ・ビビや。クロコダイルの名前が出るのも先かな……』

順々に、記憶を探っていく。確か、ルフィの手配書が出たなら………魚人をぶっ飛ばした辺りだろう

え。まって？ぶっ飛ばしたってことは……
ゾロ、ウソップ、サンジ、ナミ。は仲間の1味って事じゃない？

『……案外時間もないかもしれない』

流暢に考えてる暇も無さそうだ