5話 ページ7
「あ、でも私今日引っ越してきたばっかであんまりこの辺の場所分からないからコナンちゃんのオススメの場所とかあったらそこがいいかな。」
もちろん引っ越してきたばっかというのは真っ赤な嘘
だがトリップしたばっかでこの辺を知らないのは本当だから平気だろう
「え!そうなの?引っ越してきたばっかなんだー!
いいよ〜!僕美味しいところ知ってるから!」
「ありがとうコナンちゃん」
「んーん!これくらい任せてよ!
あ、ところでさ!」
「ん?なぁに?」
「A姉ちゃんってさなんでこっちに引っ越してきたの?」
「ん〜私にはコナンちゃんみたいな可愛い弟がいたんだけど…その弟と少し喧嘩しちゃって…へへ」
理由が簡単とか触れないでくれ…
私にはこれくらいしか思いつかなかったんだ…
バカじゃないからね?
これでも名探偵の姉よ?
てかそもそも私と乱歩ちゃんが喧嘩なんかするわけなくない!?
仲のいい名探偵姉弟で有名だったんだからね!?
誰に向かって言ってるんだろう…
寂しいやつだな。私って…
そう1人で誰かと会話してる時
コナンちゃんが口を開いた
「へぇ〜、!弟さんがいるんだね!」
「えぇ、そうよ。しかも私その弟とお父さん…みたいな人と3人で暮らしてたから…少し居心地が悪くてさ…いい歳して家出…みたいなものかな?」
社長…心配してるかなぁ、、社長になら乱歩ちゃん任せられるし…いっか、!(よくない)
「お父さんみたいな人ってことは…その人は本当のお父さんじゃないってこと…だよね」
「えぇ、そうよ。父と母は私たちがまだ幼かった時に亡くなっているの。」
やっぱ気になるよねー少し申し訳なさそうに聞いてくるし…
やっぱいい子だなぁー新一くんは。
「ぇ、、なんかごめんね…言いづらかったよね…」
「ふふふ。全然大丈夫よ。いつ死んでもおかしくはない世界だからね。」
そう…誰が自分の持ってる能力を
振りかざして殺すかなんて分かったもんじゃない
少し悲しそうな顔するコナンちゃん
胸が苦しいなぁー…
「もぉ!そんな顔したらせっかくの可愛いお顔が台無しだよ〜?」
しゃがみこコナンちゃんと目線を合わせて
「A姉ちゃん…」
ムッ、まだ悲しい顔するな…
なら!
ムギュっ
「ひふぇ?ひょうちたの?」
ほっぺをむぎゅうとする
「私は平気だからさ!笑って!ね?」
「う、うん!」
「それでいいのよ〜!コナンちゃん!」
そういいコナンちゃんをそのまま抱っこする
「わ!Aさん!?」
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YUKI - とても好きな物語でした。続き頑張って下さい。 (2021年8月17日 20時) (レス) id: e305977ea6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:もね | 作成日時:2021年6月15日 21時