｢文豪ストレイドッグス｣×｢名探偵コナン｣私はただの異能力が使えてめっちゃ頭のいい名探偵の姉で美人な探偵ですけど何か文句でも？ (ページ5)

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3話ページ5

コナンversion

｢あ〜暇だぁー…｣

そう今日は何もすることがないのだ

いつもなら元太歩美光彦とサッカーでもして遊んでるんだが…
今日に限って3人とも予定があるらしい

おっちゃんは今日朝帰りだったためまだ寝ている
まぁ、どうせ昨日夜遅くまで麻雀でもしてたんだろう

蘭は園子と出かけているため家にいても俺1人

俺一人だけっていう休日は久しぶりじゃねぇか…

たまには事件もない休日を過ごすってのも悪くねぇなぁ…

｢ん？…何だ？あれ？｣

ちょうど角を曲がろうとした時

もう一つ奥のの角がある場所に何か黒い何かの先…
傘…か？黒い傘らしきものが見えた

暇だったってのもあるから俺はその傘が落ちてる場所に歩いていく

それにしても…

変だな…捨てられた傘にしちゃ綺麗すぎる…

でもここ最近雨なんか降ってねぇし…傘があるなんて……

ん？そういえばさっきすれ違った女性達は傘をさしてたよな…

！！！そうか！！日傘だ！！

てなると…

！まさか！！、

｢熱中症とかで誰か倒れてんじゃ…｣

俺はそうでは無いことを願い走って向かう

近づくにつれて黒い布と足が見えていく…

まさか…殺されてんじゃ？？！！

そう思いゆっくり覗くように見ると

着物が良く似合う顔の整った

恐らく…20代前半…の女性が倒れていた

俺はゆっくり近づき首元を触る

｢……良かった…普通に生きてんな…じゃあやっぱ熱中症かぁー、最近暑いしな…｣

そう思い俺はその女性を起こすことにした

しばらく呼びかけると女性は目を開けた

｢起きて！！お姉さん！｣

｢コナンくん…？｣

｢……えっ……お姉さん…何で僕の名前…知ってるの？｣

焦りと恐怖が俺を包んだ

よく見るとこの人…黒ばっかだな…

まさか！組織の追っ手なんじゃ！？

少し警戒しながら彼女の言葉を待つ

｢だって…コナンくんは………｣

｢コナンくんは…？｣

心臓が煩い…

この1秒1秒が長く感じる…

すると女性が口を開く

｢……あれ…？なんで家じゃないの？｣

家じゃないんだ…？どういう事だ？

顔が真っ青になってく女性

｢………お、お姉さん？やっぱり倒れてたし頭とか打っちゃった？大丈夫？｣

すると吃驚したような表情を浮かべ深呼吸し

｢だ、大丈夫よ。坊や…それじゃあ私は行くわね起こしてくれてありがとう。｣

フラフラしながら立ち上がり着物の埃を払う彼女

って！！

今逃げられたら困る！！組織の奴じゃねぇってこと証明しねぇとなのに！