18話 ページ20
コナンversion
「ありがとねコナンちゃん…では「ニコ」」
バタン
A姉ちゃんはあの後悲しく微笑みこの部屋を後にした
「ねぇ…安室さん」
「ん?」
「さっきの話を聞いてみて…A姉ちゃんは黒だと思う?」
「ん〜難しい質問だね…正直まだ分からない」
「そう…だよね」
「その話題を僕に振ったって事はコナン君も思ったって事だろう?
゛白゛だと思えば゛白゛だし
゛黒゛だと思えば゛黒゛になってしまう…まさしく゛灰色゛のラインだと…。」
「うん…」
安室さんの言う通り…
分からないんだ
ジザザサザ
「!反応した…!」
眼鏡型の盗聴器から音が聞こえた
どうやらまだバレていないらしい…
いや、あえて見逃されてる??どっちだ…?
「反応したって…何がだい?」
「A姉ちゃんにさっき付けた盗聴器だよ…」
「!それはホントか!?」
「うん…ホントだよ…」
音が止むと声が聞こえた
「?喋ってる…?電話か?」
安室さんも気になるのか傍に来る
゛どうして…治ちゃんやマフィアがここにいるの…?゛
どういう事だ…?
まるで…この世界に…居る筈が無いと確信していたみたいな言い方だが…
゛そう…それで…誰と誰が…゛
相手の声は聞こえないが…
治といったな…
さっき一緒に居た2人のどちらかか?
゛そう…ありがとね…うずまきがないのは悲しいわね…゛
落ち込んでる…?うずまき…?どっかの店か??人の名前な訳ないだろうし…
゛あ、ありがとね…バイバイ゛
!電話は終わったのか…
゛マフィアが…ここにいる…今すぐ…行かなくちゃ…゛
なっ!?今すぐ行くだと!?
まさか…マフィアの話をしてたのか!?
「安室さん…」
「あぁ…」
「A姉ちゃんを追わなくちゃ…!」
急いで外に出てA姉ちゃんが行ったかと思われる方へ
手分けして探した
__そう…日が暮れるまで__
__だが…A姉ちゃんは見つからなかった__
__あの後すぐに盗聴器の後を追ったが__
__そこにはA姉ちゃんは居なかった__
__盗聴器はその公園のトイレから見つかった__
__何時間経っても…__
__A姉ちゃんは帰らなかった__
__まるで__
__この世界から居なくなってしまったみたいに__
それから数日後__
また再会するなんてあの時の俺は夢にも思わなかった__
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YUKI - とても好きな物語でした。続き頑張って下さい。 (2021年8月17日 20時) (レス) id: e305977ea6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:もね | 作成日時:2021年6月15日 21時