16話 ページ18
｢ねぇ、A姉ちゃん｣
｢ん？なぁに？｣
｢さっきの人達とは知り合いなの？｣
｢ん〜…知り合いって言うより…家族…に近いかな？｣
｢家族…ですか？｣
｢えぇ。あ、先言っときますけど…あの二人は…゛白゛ですよ｢ニコッ｣｣
まぁ、治ちゃんは元黒だけどね
そう告げると分かりやすく驚いた顔をする2人
今日も私の推しが天使の仕事をしてて尊い。
｢私に聞きたいことがあるんですよね？答えられる範囲なら答えますよ｣
｢じゃあ…Aさんはまず…何故あんなにもマフィアの情報について詳しかったんですか？警察でさえ…まだあそこまで詳しく分かっていません。｣
｢それは簡単…私がそのマフィアにいたことがあるからですよ｣
｢マフィアの…一員？？｣
｢゛いたことが゛…ということは今は入ってないと？｣
｢えぇ、4年前に…辞めています｣
｢そうですか…｣
｢聞きたいことはそれだけですか？｣
｢何故…マフィアを辞めたの？そしてそんな簡単に辞めることができるとは思えないんだけど｣
チラッと私とあむぴを見ながら言うコナンちゃん
コナンちゃんもそこに入るのね！？
探られっぱなしなのも…軽くイラつくし…
反撃しよっかなぁ…
｢2人が先に私の質問に質問に答えてくれたら…教えましょう｣
｢質問？｣
｢何故…安室さんが警察側の情報を知っているのか…
そしてコナンちゃんは何故裏の世界に軽く詳しいのか…という簡単な質問です｢ニコ｣｣
｢｢ッ…｣｣
｢そ…れは…｣
暫く沈黙が続いた
そんな沈黙を壊したのは
｢なーんて！冗談ですよ｣
クスクスと笑う
「え／は？？」
｢コナンちゃんの言う通りそんな簡単に辞められない。
辞められないから抜け出す者もいる
抜け出すのは簡単
だがその後…
裏切り者として組織から追放され
裏切り者は…見つけ次第始末される
先程私が言ったやり方でね｢ニコッ｣
そんな中なぜ私が辞めたのか
友人との約束を守るためさ
人を殺すのを辞め人を傷つけるのを辞めた
そして人を助ける側になり人を救い始めると約束したから
善も悪も私たちにとっちゃこれっぽっちも大差なかったからね｣
｢では…何故辞められたんですか？…｣
｢…………………｣
｢？｣
｢………………｣
｢Aさん…？｣
｢………〜〜ス〜〜た…｣
｢え？｣
｢ドレスを着たからよっ！！！！！！｣
｢｢へ？｣｣
｢ボスと取引したのよ！！文句ある！？｣
｢な、ないけど…ドレス着ただけで…｣
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YUKI - とても好きな物語でした。続き頑張って下さい。 (2021年8月17日 20時) (
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作者名：もね | 作成日時：2021年6月15日 21時
