14話(文豪ストレイドッグス2巻の6話) ページ16
「ッ、…!!!!!」
「ほら早く、まーだーかーなー??」
まぁ、これでどうでるか…
ス……カチッ
おや?
大澤巡査はもしかして
私を撃とうとしてるのかな?
まぁ…それは出来ないと思うけどなぁ…
チラッ
私は呑気に
川を見る
正確には
川に生えてる脚だが
「ッ!マズイ!コナン君!!」
「嘘だろ!?!何でこんな時に壊れてるんだよ!!!!!!」
チラッとコナンちゃんを見ると
血相を変えて時計型麻酔銃を
大澤巡査に向けて
何度もボタンを触っていた
壊れてるのかな?
ジャキッ!
「動かないで下さい!!!」
「止めるんだ!!!大澤!!!」
みんな血相を変えてるな〜
え?何で私がこんなにも余裕かって?
それはね…
もうすぐ分かると思うよ
ほら
彼達が今
大澤巡査を
捕まえようとしてるんだから
待ってたよ
助けにくるの
来てくれてありがとう
みんな
「ねぇねぇそこの…あ〜拳銃持ってるお兄さん!」
笑いながら
川の中から出て来て
話しかける
水浸しの男
「だ、誰です!?動かないでください!!じゃないと貴方を撃ちますよ!?」
まぁ、そこは君だろうね!
ヤバいなんか笑えてきた
彼の次の行動は目に見えてるんですもの
「ふふはははは!!」
あ、笑っちゃった
私の方見て驚いた顔してるなぁ〜
「な、何が可笑しいんです!?」
「ごめんなさい…「プルプル」ふふっ
ただ、面白かっただけです…から…「プルプル」」
「お兄さん…さっきなんて言ったかい?」
「え?動いたら貴方を撃ちますよ…と、!」
「それはホントかい!?」
彼の目は驚く程にキラキラ光っている
「は、はい…」
「「ぱーあ」それは良かった「ニコッ」」
そう言うと彼は
ゆっくり
それでも
確かに大澤巡査に
向かって歩いていく
「!?」
大澤巡査は焦りながら引き金に手をかけた
がもう一度チラッと彼を見る
「おや?撃たないのかい?
まぁ、君に人は撃てないか」
「そんなことは!?」
「なら私を撃ってそれを証明したまえ
出来るだろう?
彼女を撃ったように
撃てばいいだけなのだから」
「ッ!!!!!」
大澤巡査が拳銃を下ろした
そう
彼は少しでも隙を見せた
隙を見せてはいけない相手に…
「今だよ!!国木田くん!!」
「わかっとるわ!!!!」
そう言いながら独歩ちゃんは
走って出てきた
「……ッ、!?なっ、」
彼が銃口を向けた時には既に遅い
何故なら…
既に彼は宙に舞っているのだから
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YUKI - とても好きな物語でした。続き頑張って下さい。 (2021年8月17日 20時) (レス) id: e305977ea6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:もね | 作成日時:2021年6月15日 21時