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｢……という訳だ｣
｢……成程、だから最近かなりハードな浄化任務ばかりだったのか｣
岩本と深澤は、急遽他のメンバー達を集め司祭長から命じられた任務の詳細を全員に伝えた。騎士団本部の応接間には、色とりどりの翼を持つ9人の天使達が集まっていた。
｢お前らの意志を伝えられずに、今回の任務を引き受けてしまったことについては申し訳ない。けど、それほど地上はえらいことになっている｣
｢いいんだよ照ぅ〜！俺達、どれだけ付き合い長いと思ってんのさ！｣
桜色の翼を持つ、小柄な天使がニッコリと笑う。
｢つか、むしろ俺達が司祭長様から直々に任務を命じられたという事は、かなり名誉ある事なんじゃね？｣
｢そうかもしれないね｣
海のような蒼き翼と、燃える炎のような紅蓮の翼を持つ天使も続けて笑う。
｢かなり長い任務になるんだね。……暫くここに戻って来れないのは寂しい気がするけど、神々は俺達にご期待されてるんだ。やってやらないと｣
｢せやねん！地上の悪はひとつ残らず祓わんと！｣
常磐の翼の天使が、分厚い報告書を読み終えて自信ありげに微笑んだ。それに続いて、朽葉色の翼の天使も意気込む。
｢……照、やっぱコイツらなら大丈夫だな｣
｢そうだな、ちょっと考えすぎだったかもしれない。けど、｣
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りぃけ(プロフ) - とても面白いです！更新頑張ってください (2020年6月16日 9時) (
レス) id: 3303eaf66a (このIDを非表示/違反報告)
色彩(プロフ) - このような世界観のお話が大好きです！無理のない範囲でこれからの更新を頑張ってください！応援しています！ (2020年6月7日 10時) (レス) id: df025bf946 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アマノ | 作成日時：2020年6月3日 10時
