顔の良さなら負けない女【ブルーロック】【呪術廻戦】

顔の良さなら負けない女6 ページ7

「そういえば……Aってさ、サッカーの相手もできるって言ってたけど、どっかで習ってたりしてたの？」




そう聞いて来る豹馬に普通の呪術師ならしどろもどろしていたかもしれない。

だがこのAちゃんはちがう！



「嗚呼、幼少期から結構習っていてな、
それなりに自身はある方だ。

その面でも絵心さんに買われて此処へ来る事になった」




「じゃあさっ！！後で俺と一緒に勝負しよーよ！！」




ガタッと机の上に手を着く廻、キラキラと輝かせた目で此方を見ている

…………そんな目で訴えられたら絶対に断れないじゃないですか！！！



「勿論」と言いかけたその時だった




「ダメでーす♡
Aちゃんは俺とセッ クスするからさ♡♡」



「あ、龍聖おかえり。」



条件反射で挨拶を返すと龍聖は相変わらず不敵な笑みを浮かべる


………ちょっと待てよ。



今此奴なんつった？
うん…ﾋﾟｰｯって言ったよな？

言ったよな？？


私がそんな感じの女みたいになっちゃうじゃん()


「私龍聖とそんなことしないんだけど…

それと、体の中をまさぐるのやめてくんね…」



あろうことか此奴は帰って来た瞬間私を後ろからバックハグしたかと思えばゴソゴソと身体の中をまさぐって来た



ガシッ、と龍聖の手を掴んで元の位置へ持っていくと「ちぇー」と一言零してご飯を取りに行った




何が「ちぇー」だよ！？！！！
今日知り合ったばっかだよな！？！！！



「あ、世一達勘違いすんなよ、
彼奴が勝手に言ってるだけだからな

私は決してそんな女ではないから」



とりあえず、弁明の一つや二つはしておきたい。

その言葉を伝えると四人共何故かほっとしたような表情を浮かべた


それから、複雑な組み合わせではあるがその六人で食事を楽しんだ

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