顔の良さなら負けない女【ブルーロック】【呪術廻戦】

顔の良さなら負けない女34 ページ36

「おいA。」



「？」



「最近凪となんかあったのか？」



食堂にて昼飯を食べていると玲王が心配そうに話しかけて来た
え、そんな顔に出てたか？

………以外とちゃんとすればポーカーフェイスだと思うんだけどな



「アイツ最近サッカーに全然身が入ってないつーか………更に面倒臭いが増えたつーか……、、

ずーっとお前の名前呼んでるし、なんかあったのかなって」



「あーーーー、ちょっとな」



最近は凪達の所へ行けていないから全然その事を知らなかった、


……今日中に会いに行くか、



「つーかよ、あの桃井って奴全然仕事しねーな」



「あ、やっぱ？」



「結構皆限界でさぁ、俺とか雪宮にしつこく話しかけてくんだよ……

雪宮が適度に対応してくれるから大きな被害とかはないけど…」



「まっ、玲王と剣優はしゃーない
イケメンだもん、」



「…………Aは俺が御影コーポレーションの御曹司だって聞いた時、そんな驚いてないよな…？」



「まーね、数千億、とまではいかねぇけど億単位は自分で稼げるは稼げるからさ

んなに自分の金に対して興味が湧く事があんましないつーか、、そんな感じ」



「………(…じ、自分で億単位なら稼げる…？？？
Aって俺らと同じ高校生だよな？？)」



ご馳走様、と軽く玲王に告げて私は食堂を出て行った

……………凪に会いに行かねぇと…


今日の私の持ち場は丁度凪がいる所。
これはチャンスだ…！！


意地張ってねぇで私もきちんと謝らねぇと！！




＿＿＿＿＿＿＿＿＿





「……………全然話しかけられなかった…」




試合が白熱しており私が声をかける余地等一ミリもなかった。


…………今謝らないと、凪とこのままなのは嫌だ…



「(……何時もなら試合中に何回か目合うのにな………
忙しくなったし誠士郎の事見てはいたけど全然目合わなかった……)」



「今からでも間に合うか……？
この作業終わらせて洗濯して……((ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ…


………ちゃんと頑張ればいけるか、、、、
っし、気合い入れていこ」



結構な力で自分の頬を叩き、ボールや道具の点検と掃除に取り掛かった。





「A。」



集中してボール磨きと部屋の汚れを落としていると誰かに声をかけられた
それと同時に軽く叩かれた肩、




「ッア、、、、

え、あ、誠士郎…」



やはり呪術師としての本能・矜恃なのか、私はその手を反射的に払ってしまった。



だけどそこにいたのは驚いた顔をした誠士郎だった

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