寝取られてない！ ページ15
「姫名はそもそも顔と運動と体だけだもんな」
「ゔっ、確かにそうだけど…」
「キリナは知らんが頭悪いんだろ」
「っ、そうだけど…」
はよ終わらせろよぉ。
「…いっそ私がやってやろうか？」
「「それは嫌！」」
「ぜひお願いします！」
「…女子は自力でやるっつってんのに男子は…なあ…？」
「…マンガ何冊でも買うのでお願いします！」
「よし、引き受けてやる。残りなんだ？」
「「いやいや、ダメだから！」」
真昼と琴葉に止められた。
マンガ欲しかった。
「…っ、終わったー！」
「おー、姫名お疲れー」
「俺も終わった！疲れた！甘いものおおお！」
「お疲れ、はいお菓子」
「ありがとう！っ〜！うめえ！」
はい、最後に残ったのはキリナですね。
「…後何問？つか何ページ？」
「…に、」
…二ページだったらいいなあ。
「…に、２０ページ」
「…もう遅いし…。
泊まるか、帰ってそれ次の日の宿題にするか」
「…帰って次の日頑張ります」
「頑張れ。んじゃ、解散」
それぞれ自分の家に帰った。
真昼も自分も家に帰るらしい。
泊まらないのは珍しい。
今日は、そのままお風呂に入って着替えて寝た。
.
.
…さあて、翌日ですが。
なんかいつの間にかベッドの中に人がいるときはどうしたらいい？
しかも桜哉君っつーね。
意味わかんねー。
魔法でどうにかするか？
「Aー、もうそろそろ起き…て…」
…お前はどうしていつも変なタイミングで来るの。
魔法でどうにかしようかなとか思ってたのに。
「…Aが寝取られたあぁあぁああっ！」
「お前は誰に叫んでるんだよ」
…昨日…は一人で寝たよな…。
…なんでだ…。
あれ、メモがある。
“挨拶代わりに綿貫桜哉をベッドの中にいれといたから宜しくね！
ユノとリノより”…あのショタロリ神様め。
何が挨拶代わりじゃ。
「…桜哉君、起きろ。…あ、起きた」
「…え、なんでAが…」
「神様が何故かベッドの中入れた。
誤解とくから待ってて」
ベッドから出て、下にいったであろう琴葉を追いかける。
あ、見つけた…って誰に電話かけようとしてんだ。
「…あ、もしもし！？真昼君！？
Aが」
「お前は誰に電話しようとしてんだ？あ”あ”？
誤解だっつってんだろバカ」
「だって！だって！」
「取り敢えず電話切れ馬鹿野郎！」
琴葉の頭を叩く。おお、いい音した。
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキーアルファベット
X
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 6人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：リリムゥ | 作成日時：2018年5月13日 17時
