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「…じゃあ、会計を……」
『……？なにも注文されてないですよね……』
「プリン、いただきましたよ？」
『いやいやいや、これはサービスです、』
お金を払う、と言って聞かない七種と、
余り物だからお金を払わせる訳にはいかない店員。
そして暇そうにきょろきょろと店内を眺めている乱。
なんかちょっと小さい子のようである。
荷物をもちそのままレジに行こうとする七種を無理やり出口のドアに押しながら、
乱はクールなイメージがあったけどわりとぽわぽわしてんだな……、
とか、考える。
「っ、もう、しょうがないです。払いません！」
『はい！払わないでください！』
何だこの会話。
とりあえず、七種からお金を受け取らずにお店の外に出てもらうことに成功した。
「…また来ますからね……今度はちゃんとたくさん食べて支払いますから！」
『またのご来店お待ちしております』
七種と乱の(美しい)後ろ姿を見送る。
……閉店準備するかぁ。
七種の座っていたテーブルを片付けようとしたとき、
あるものに気がついた。
スーパーの袋だ。
中には、チョコレートやスナック菓子、ポテトチップスが入っている。
……七種の…忘れもn
「すみません！忘れ物しました！」
いつの間にか戻ってきていた七種に、袋を奪い取られた。
『……お菓子パーティー、楽しんでくださいね』
「！ 余計なお世話です！」
耳を赤らめ、去っていく七種。
「ご馳走様でした！」
恥ずかしいのを誤魔化すように、ぴしっと敬礼して帰って行った。
さて、今度こそお店をしめて、帰ろ。
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んぺ(プロフ) - yukiさん» そう言って貰えて嬉しいです！！ (2022年9月23日 20時) (
レス) id: 0d030e106e (このIDを非表示/違反報告)
んぺ(プロフ) - 水無月のぞみさん» ありがとうございます！亀更新ですが、良ければこれからもお付き合い下さい (2022年9月23日 20時) (レス) id: 0d030e106e (このIDを非表示/違反報告)
yuki(プロフ) - とても七種がかわいかったです続きも楽しみです (2022年9月23日 17時) (レス) @page10 id: 17169564a0 (このIDを非表示/違反報告)
水無月のぞみ - 和みました。これからも更新頑張ってくださいね！ (2022年9月5日 7時) (レス) id: 737353e60f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：んぺ | 作成日時：2022年7月9日 23時
