【銀魂】釈放、これからもずっと。

クローンが三台 ページ4

── お前がいるからこんなことに…



── アナタたちなんか…



── 二度と高杉家の敷居を跨ぐな。





── ごめん慎之介……本当にごめん…


── 謝んじゃねェよ。俺だって…





＊





弱い糸で繋がってた｢家族｣を、自分が簡単に切ってしまった。

かろうじてあった｢家族｣が、消えた。




万事屋に泊まって五日が経った。

Aは宿泊費として万事屋の仕事を手伝っていた。



新｢口は悪いですけど、仕事はAさんのおかげで早く終わりますね。｣

銀｢なーに言ってんだ。口は禍のもとっつーだろ。アイツのおかげでこっちは毎度毎度ヒヤヒヤさせられんだぞ。｣

新｢アンタにだけは言われたくないと思いますよ。｣




万事屋の手伝いをしてる間も、真選組の気配があった。高杉と会ってから、真選組の視線はキツイ。

だがそんなものを気にしてたら何もできないし、つーかどうでもいい。



Aは鬼兵隊を待った。

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