番外編 ページ30
沖田は昨日Aに、メールの送り方を教えていた。
メール送信の授業時間、実に1時間と30分。
昔の人は、機械に弱いって言うよね!
『ここを押して……沖田って書いてあるのを押せばいいのか?』
沖「そうそう。内容は……」
『オイ、“あかさたなはまやらわ”しか打てないぞ。現代人は10の文字で連絡を取り合ってんのか?すげェな。』
沖「できるわけねーだろ。どうやって文を作んでィ。」
『あ……あ、あか…は、やわら…か…』
沖「マジメにやんなくていいし。しかも“赤はやわらか”って、意味解らんことこの上ねーな。」
こんな感じで90分。
さすがの沖田もげっそりしていた。それとは裏腹に、Aはケータイのすごさを実感していた。
『すごいな現代人…!慎之介に見せてやりてェ。』
沖「ゴメンやめて。俺が死ぬ。」
Aの話じゃ、Aと慎之介は性格も似ているところはある。
こんなのが二人いたんじゃたまったもんじゃない。
とにかく、これで嫌がらせはたんまりできる。
あとはAが、明日になって使い方をすっかり忘れていないことを祈るだけだ。
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雨宿り侍 - ★九尾★さん» こちらにも来てくださりありがとうございます!嫌だなんてとんでもない!リクエストなどがくることはすっごく嬉しいです!番外編、書かせていただきます!! (2018年3月1日 20時) (レス) id: 4f270715fd (このIDを非表示/違反報告)
★九尾★(プロフ) - 完結おめでとうございます!この作品は面白かったです それでお願いなんですけどこの日常みたく番外編を書いてくれませんか?嫌だったらいいです とても良い作品だったのでまた続きがみたいなとおこがましいお願いすいません (2018年3月1日 19時) (レス) id: 0ceb133c1e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雨宿り侍 x他1人 | 作成日時:2018年2月24日 14時