クローンが七台 ページ21
『240年をくらってる間に、俺にそっくりな奴は何人か産まれたらしい。牢獄に来た奴が言ってた。』
お前もその一人だ、とAは言う。
『おんなじ奴を指してるかもしれないけどな。実際産まれた数は知らねェ。』
高杉はずっと黙っている。
『その…お前は、慎之介の事を知ってるのか?』
高「……ガキの頃、散々聞かされた。お前にそっくりな慎之介って奴は、大罪を犯したんだ。高杉家の汚点なんだ…とな。そして、その双子の姉の…アンタの事も。」
『…………』
自分や慎之介にそっくりな子供は、高杉家では厳しく育てられた。二度とあの双子のような事はさせない、と。そのような話は代々受け継がれていた。
言い換えれば、双子に似た子供は親に好かれない。嫌われ者にそっくりなんだから。
高杉はそれを親に聞かされたらしい。高杉は今までで一番Aや慎之介にそっくりだった。
『ホントに…悪かった。』
Aは頭を下げた。
そして顔を上げ、聞きたかったことを尋ねた。
『お前は………自由に生きることができてるか?』
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やべぇ……どうやって終わらそう…
困った。
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雨宿り侍 - ★九尾★さん» こちらにも来てくださりありがとうございます!嫌だなんてとんでもない!リクエストなどがくることはすっごく嬉しいです!番外編、書かせていただきます!! (2018年3月1日 20時) (レス) id: 4f270715fd (このIDを非表示/違反報告)
★九尾★(プロフ) - 完結おめでとうございます!この作品は面白かったです それでお願いなんですけどこの日常みたく番外編を書いてくれませんか?嫌だったらいいです とても良い作品だったのでまた続きがみたいなとおこがましいお願いすいません (2018年3月1日 19時) (レス) id: 0ceb133c1e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雨宿り侍 x他1人 | 作成日時:2018年2月24日 14時