26.偽りのない笑顔を ページ7
「A〜!昼、一緒に食べないか?」
『司センパイ。いいですよ。屋上行きます?』
「あぁ!」
と当たり障りもない会話。
屋上にふつーに向かう。
「…なぁ、A。」
『なんでしょう。』
途中で先輩が足を止める。
止めた、と思ったら、こんな質問を投げかけてきた。
「お前は、何故笑わないんだ?俺と居ても……楽しく、ないのか?」
うーん、しっぽと耳が見える。
と、呑気なことを考えているが、実際そこまで心配することでも無い。
『そんな事ないですよ。司センパイと話すようになってから、楽しいですし。私が表に出さないってだけで、司センパイの事は大好きですし。』
「はっ、だいす…?//」
おうおう、可愛いなおい。(ふんいきクラッシャー)
『まぁ…あまり人が好きじゃないってだけなんで。そんな心配しなくても、大丈夫ですよ。』
「でも…俺が心配だ。」
なかなか折れてくれない司先輩。
しょうがないから……口説きますか。
『司センパイって、ほんとにスターだと思うんです。』
「お、おう?」
ほらきた。
屋上に続く階段で男女2人が。女子の方は男子を口説き、男子の方は頬を染め。
周りから見たら、さぞ異様だろう。
『私、司先輩のおかげで変われたんですよ。司先輩は、直接私を助けてはいなかったかも知れませんが……病院で咲希を看病をしているときとか、いつも明るい司先輩に、私も知らず知らずの内に元気をもらってたんですよ。』
頑張って言い切った。
息、続いて良かった…ここで足りなくて
スっ
とか息吸ったらダサいしね。
それこそ雰囲気クラッシャー。避けないといけないことだわ。
うん、注意注意。
「そうか…俺はAの役に、ちゃんと立てていたんだな。」
『はい、役に立ちまくりです。まじ司先輩尊敬です。』
「はっ…はははっ、そうだろう、そうだろう!!」
うん、アホくさい。
ちなみにさっき言ったこと__
嘘じゃないですからね、読者の皆さん。
ほんとに司先輩に元気もらってたんで。
分かったこと:Aちゃんは雰囲気クラッシャー。
131人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆえた氏。(プロフ) - 初コメ失礼致しますッ!!フレ申させて頂きました!!m(*_ _)m (2021年3月25日 9時) (レス) id: 35bfdc8790 (このIDを非表示/違反報告)
ran1205(プロフ) - なんかワンダショめちゃくちゃ待遇されてる気がしますw (2021年3月9日 23時) (レス) id: 459e90f605 (このIDを非表示/違反報告)
ノア(プロフ) - ran1205さん» それなです……混合イベかな?とは思ってましたが、まさか天馬だとは…… (2021年3月9日 23時) (レス) id: 19a49adda0 (このIDを非表示/違反報告)
ran1205(プロフ) - 最推しが司くんなんですけどまさか来るとは思ってませんでした。えむちゃんのイベ爆死した人です。泣きたいです。まさかくるとは思ってませんでした。 (2021年3月9日 23時) (レス) id: 459e90f605 (このIDを非表示/違反報告)
ゆあ(プロフ) - フレ失礼しますっ!!(名前は推しが尊いですヽ( ゚д゚ )ノ) (2021年2月6日 17時) (レス) id: 5acf3927f5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ノア | 作成日時:2021年1月18日 17時