キミガシネの世界にトリップしたので原作崩壊しようと思います！ (ページ8)

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原作崩壊7 ページ8

『……私と手を組んで欲しいんです』

ソ「……は？」

『そのまんまです。私と手を組んでください』

ソ「なんで？」

『組むって言ったら話します！』

ソ「はぁ…分かったよ。組もう」

『ありがとうございます！もし破ったらみんなにバラすんで』

ソ「わかった。破らないよ」

『ありがとうございます！組んで欲しい理由は、ソウさんの秘密を知っている理由にもなります』

ソ「へー、そうなんだ。教えて」

『…実は、私達違う世界から来たんです』

ソ「……は？なに言ってんの？」

『もしここが二次元だとしたら、私達は三次元から来ました！』

ソ「…そんなの、ボクが信じると思う？」

『理由を話したら、信じてくれると思います！』

ソ「……君は純粋だね。いつか変な罠に掛かるよ」

『？まぁ、ここは私達にとっては、ゲームの世界なんです。私はこのゲームをプレイし、好きでしたので、この世界については詳しく知っています。誰が今から何をやるか、何を見るか、何をしでかすかも、全部わかってるんです。もちろん、ソウさんがいつ死ぬかも』

ソ「……本当？ボクがいつ死ぬかも？」

『はい。そこで、取引です』

ソ「うん」

『私は、この全員、好きです。誰が死ぬとこも見たくありません。だから、全員で、ここから脱出するんです！ここから出て、元の生活に戻るために！』

ソ「そんなの、ボク達にできると思う？」

『できます！絶対！「そんなの」じゃありません！「こんなこと」と言うくらい凄いことです。ソウさんは、生きたくないんですか？』

ソ「ボク、だって、生きたい！元に戻して欲しい！でも、でも！ボクたちには、できないんだよ…！」

そう言ってソウさんは、泣き崩れてしまった。

『…ソウさん、それはみんな同じ気持ちです。ソウさんだけじゃないんです』

ソ「！！！」

『ソウさんだって、毎日懸命に生きてる。楽しい時もあれば、辛い時もあったはずです。でも、そのような人生を、こんなゲームのために奪われて…いいんですか？もう戻れなくなるんですよ』

そう言ってソウさんの背中をさすった。

ソ「あまねさん……」

『はい。なんでしょう』

ソ「ボク…ボク！もっと、生きたい！人生を最後まで送りたい！ここで…ここで諦めたくない…！」

『…よく言いましたね、力を貸してくれますか？』

ソ「…はい！」

『ありがとうございます！…そういえば、このままだと、少し不平等ですね』

ソ「？？？」

『私達の秘密を教えましょう』

ソ「！？！？」