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祝福7 ページ8
太宰「ねぇAちゃん。」
『なんですかー?心中ならお断わ「・・・いつまで、その演技を続けるつもりなの?」』
私は言葉を失って笑顔のまま凍りつく。
どう反応すればいいのか分からなかった。
『えっと・・・太宰さん、どうしたんですかーいきなり?はっ・・・!ひょっとしてさっき入水したから・・・!!』
まぁ、私はこれしきのことでは慌てない。
私はこのキャラを何十年も演じてきた。そこんじょそこらの凡人にバレるはずがないのだ。
太宰「・・・・そのままだと、
壊れるよ?
君。」
『もう!冗談言ってるとおいてきますよー!』
私は誤魔化すようにそういって振り返らずに歩いた。
壊れる────か。
『・・・知ってるよ、そんなこと・・・』
もしかしたらもう壊れてるかもね。
そう思った。
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作者名:甘宮様 | 作成日時:2024年2月4日 19時