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祝福34 ページ35
私は探偵社の医務室のベッドで目を覚ました。
ベッド脇には鏡花ちゃんがいた。
『あれ・・・・私確か倒れて・・・』
鏡花「太宰さんが運んできてた。」
『え?太宰さんが?』
鏡花「うん、どう?動ける?」
『え・・・うん、元気だよ!動ける動ける!』
鏡花「そしたら来て、」
鏡花ちゃんは私を立たせると手をグイグイ引っ張って探偵社の方へ連れていく。
事務所の入口前で止まる。
鏡花「開けて、」
ふと思った。
私がここを開ける資格があるのか。
鏡花ちゃんが手を握って私を見て頷いた。
鏡花「大丈夫、菜月さんは正真正銘探偵社の一員。」
『・・・ありがとね』
・・・本当にこの子は優しいな。
私はドアを開けた。
🎉・:*:・。パーン
私の目の前をクラッカーの紙吹雪が舞い散った。
『・・・・・!?』
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作者名:甘宮様 | 作成日時:2024年2月4日 19時