祝福28 ページ29
ジョーカー「これはこれは、随分な綺麗事を見せてくれてありがとう諸君。
こんなに滑稽な綺麗事を見せてくれるとはね、感激だ。そして君にはガッカリだよ、菜月A。」
『・・・・せぇよ、』
ジョーカー「ん?」
『うるせぇっつてんだよこのドアホ!!!
私は私のやりたいようにやる!!!とりあえずお前はぶっ潰す!!!』
ジョーカー「ハハハッ、随分な豹変ぶりだねぇ・・・面白い。」
『綺麗事?上等だよ。綺麗事に助けられる人間だっているんだよ!!!私みたいに!!構わないよ!綺麗事上等!やってやるよ!』
私は駆け出した。
ジョーカーに掴みかかり重力を消そうとするがひらりとかわされる。
代わりにみぞおちに1発蹴りを食らった。
『・・・!!』
痛い。
口の中いっぱいに血の味が広がる。
痛い。
私は姿勢を低くしジョーカーに突っ込む。
ジョーカーはそれをまたも交し私に拳を振りかざす。
私は拳を両手で受け止める。
『異能力──────無重力!!』
ジョーカーの体が浮かび上がった。
ジョーカー「おぉ!凄いな、でもね、
異能力────────カゲロウ」
私の後ろから殺気がした。
太宰「Aちゃん!!!屈め!」
私が慌ててかがむとさっきまで私がいたところに手があった。
その手に握られているのは鋭利なナイフ。
ジョーカー「私の能力はカゲロウ。
空間を自由に経由しものを操れる能力だ。」
私をここに連れてきた時はおそらく空間をここから私と芥川君のところに繋げて私を空間を繋げて連れていったのだろう。
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作者名:甘宮様 | 作成日時:2024年2月4日 19時