いらない 知らない 求めてない！！【文スト】

第30話 ページ31

しかしこのコミュ障100パーセントのセリフの効果はバツグンだった。

不良達は「え？あの星野家？」「やばくね・・・」
とうろたえはじめている。

さて、これからどうしようかな。
とりあえずハルは無傷で絶対に無傷で終わらせる。
ハルが庇ってる女の子は・・・でも可愛いな、ハル程じゃないけど、
まぁでも可哀想だし無事に帰してあげたい。

つまり傷つくのは私だけでいい。
で、私がボコボコにされた後ハルは女の子を庇ったってことで女の子と友達になって太宰と中也が来るからその2人に一目惚れされて学園生活ウハウハしてね、私はそれを遠目から眺めるから！

と現実逃避を始める私を横目にヤンキー達の話し合いは終わった。

・・・ちょっと待てよ、私は星野家の一人娘！なにも手を出されない可能性は大ア「てめぇの口封じをする」知ってたよコンチキショウ！

そりゃ口封じしなきゃ！ってなるよね！
いや予想しろ私のアホ！





・・・とか思ってるうちに不良さんの爪割れ指の拳が私の顔面直前に・・・・

・・・終わった。





しかし不良パイセンの拳は私に届くことはなく私の顔面寸前で別の手のひらに止められた。








中也｢おい・・・てめぇ、何やってんだ？｣










・・・・本物のガキ大将来たよ

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