第26話 ページ27
まぁいい。
高校に入ったのだし2人と同じクラスとかありえない・・・待てよ?
確か迷恋でハルと悪役令嬢同じクラスだよ。
で、ハルと太宰と中也は同じクラスだから・・・・
はい終わりましたね、ありがとうございました。私はもう無理です。やっていけませんね。
あの二人私に異様に絡んでくるのよ。
無理無理無理。
まぁハルと同じクラスという天国によりお釣り帰ってくるけどね。
とまぁ今は入学式の途中だ。
私は今暇である。実をゆうとこの後特待生・・・つまりハルの言葉がある。
私はそれを見るためだけに生まれてきたと言っても過言では無い。この目に焼き付けるのだ。
「では、次は特待生の言葉、花宮ハルさん。」
司会がそう言った。
よしきたぁああ!!!!私はカメラを構えたい衝動を押さえ込み身を乗り出す。
ハル「はい!!」
来たぁぁぁぁああああああ!!!!!!!
きたよ!ハルだ!ハルだ!
やばい泣きそう生のハルだ。否泣いている。
幸いにも両隣の子は深い眠りに落ちているので大丈夫だ。
ずっと、
ずっと、
前世も画面越しでおもし続けてきた推しが、
目の前にいる。
涙腺はとうの昔に破壊されていた。
ハルは緊張からか少し上擦った声で返事をした。あーかわいい。可愛すぎるだろなにあの天使の声。真面目にさぁ!!
ハル「我々は文豪高校に───────」
はいもう尊い。
すげ、生で見るとマジで小柄だよ。抱きしめたくなるよ。あー!!!!!
ハル「以上のことを胸に、これからの高校生活を送ることを誓います。」
はい、ご馳走様でした。
でもここで問題発生。
特待生が貴族では無いことを知らない人はいないのであちこちでヒソヒソヒソヒソ陰口大会が始まった。
現に私の前の席の2人もだ。
「ねぇねぇ、あの子でしょ?お金が無いから校長に色目使って入学したっていう・・・」
「え?まじ、やっぱ貧乏人は辛いねー」
・・・殺してもいいですか?
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山本ル腐る(プロフ) - 甘色様さん» 私も文ス ト関連の夢小説を書いているのですが、良かったら合作しませんか?? (2月18日 14時) (レス) id: 8136df97a8 (このIDを非表示/違反報告)
甘色様(プロフ) - 山本ル腐るさん» ありがとうございます!泣めっちゃうれしいです! (2月1日 21時) (レス) id: 236baa30bf (このIDを非表示/違反報告)
山本ル腐る(プロフ) - すごいいい作品だ……めっちゃ好き(๑♡∀♡๑) (2月1日 21時) (レス) @page12 id: 8136df97a8 (このIDを非表示/違反報告)
甘色様(プロフ) - くまのんさん» ありがとうございます!嬉しい! (1月30日 18時) (レス) id: 236baa30bf (このIDを非表示/違反報告)
くまのん - 超好みです!毎日更新楽しみにしてます!!! (1月30日 17時) (レス) id: d0f6523921 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:甘宮様 | 作成日時:2024年1月15日 17時