いらない 知らない 求めてない！！【文スト】

第25話 ページ26

『私って1級フラグ回収士だったんだなぁ・・・』


私の目の前には桜の花びらのバックに大きな大きな高校の校舎。

私の憧れのハルが入学する高校である。

これだけならば私は原作の聖地とでも叫びながら校舎をとりまくっていただろう。
しかしを私のうしろには・・・


太宰｢はぁ？中也もこの高校なの？最ｯ悪！ほんとに最悪。｣

中也｢あ”ぁん？それはこっちのセリフだ包帯やろう。｣


はいこれやってるよね、言っとくけど私たち3人とも見せてないよお互いに、行く高校。

教えてないよ。普通バラバラだよ。
あーあれかー、貴族だからこの高校って決まってるのかーじゃねぇよ！
それも有り得るけど多分違う。


・・・太宰は、高校入学前にハルと関わりが会ったらしい。

・・・確定だわこれ(白目)
だっていたもん！私が前世で迷恋プレイしてる時そういえば1人居たもん！入学前にパーティであったやつ！

ちなみに前世の迷恋での攻略対象人気ランキング第1位がこいつ、太宰である。

そうやってみれば顔も見覚えしか無かった。

で、そうなれば中也もそうだろ必然的に、

流石に分かるわ。





はい。皆さんの言っている通りです。
私言いましたね、バッチリと

攻略対象とは仲良くはしたいが深入りはしたくない・・・と。

はいもう深入りどころじゃないね、うん。

わんちゃんつきあいマリアナ海溝よりも深いよこれ。だって幼稚園からだよ？

でも酷いよ公式さん。公式ファンブックに書いとこうよ、悪役令嬢は太宰と中也と同じ幼稚園って、まぁ書いててもどうせ読まないけどさ。

まって、言い訳させて、

だってさ、幼稚園同じだとはおもわないじゃん！
ん？顔いいから察せ？
・・・うるせぇよ黙れよ。知らねぇよ。
この世界無駄に顔良い奴が多いんだよ！

最悪だ。
私の目指していたポジションは、

ハルを守りつつハルと友達になり攻略対象と程々の距離を保って高校生活をエンジョイ・・・


はいもうあと方もございませんね(白目)

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