いらない 知らない 求めてない！！【文スト】

第15話 ページ16

みなさん。
みなさんが小学生の時最も恐れていたものは？

こう聞かれたらみなさんはこう答えるのでは？






テスト返し





と。




現在テスト返しが始まり2分が経過した。
私は星野なので名前の順は中くらいとなる。
先生が私の一個穂坂さんをよんだ。


・・・次は私だ。
今回返されるのは算数。
私が前世で最も苦手としていた教科である。
まぁ数学のほうが嫌いですけど。
だってさ、【ミカさんはミカンをX個、リンゴをＹ個買いました】？だぁ？・・・



しらねぇよ！！！
それくらい自分で数えろよ！！！


て考えたことがない人はいないはずだ。

そんな現実逃避をしているうちに私の名前が呼ばれた。

・・・さぁ、現実のお時間です(白目)





でもさ、ポジティブに考えればさ！
私前世高校生！小学生の算数なんてちょちょいのちょ 先生｢お前・・・成績やばいぞ、少しは頑張れよ・・・｣先生酷くないですか？

先生？
貴方酷すぎるよ？



まぁね、この小学校はお金持ちの貴族しかいないし！みんなのレベルが高すぎるだけ！どーせ私は90点くらいとれてて周りは100点なだけ！






私はチラッと渡された点数を見る。












oh………
20点(現実)………







ん？おかしくない？
採点間違ってるよ先生？もしくはこれ20点満点だっけ？なーんだルナちゃん満点・・・






『じゃねぇよ！！！！』

思わず叫び自分の席で台パンをしてしまった。

周りからはなんだこいつ、って目で見られた。あんまりだ。ただでさえ女番長という不名誉でしかない称号を手に入れているというのに。



太宰｢ルナちゃーん！見てみてー！僕100てーん！｣




・・・・○ね。

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