いらない 知らない 求めてない！！【文スト】

第12話 ページ13

えーどうもルナです。
私は今日も今日とてヒロインであるハルと友達になる計画をたてています。

さて、私は今絶望しています。


太宰「ねぇ・・・ルナ・・・ちゃん・・・いっしょにえほんよも・・・」

中也「おいルナ！いっしょにおにごっこしよーぜー！」

『・・・・』

いやどっちもやだよ。
私は1人で本読むんだよ。
え？何読むかって？「シンデレラ」

・・・いや、勘違いすんな、あぁ、確かに私は前世高校生だ。決してプリンセスに憧れてる幼稚園児とかじゃない。

でもね、いい話だよ！？
シンデレラ！？

まじで、シンデレラ転生してから5年振りくらいに読んだけど感動したよ！

・・・て今はそうじゃなくて、

『・・・ごめんね、わたしえほんひとりでよみたいんだ・・・』

中也「はぁ！？そんなのよりそとであそぶほうがたのしいぜ！」

太宰「・・・いっしょによんでくれないの・・・？」


・・・や・め・ろ.
やめてくれ、まずちゅーや君、そんなに純粋な目を向けるな、

次にだざい君、涙目やめろ、目覚める⇽

あーー、めんどくせぇ・・・

でもどちらかの意見入れるともう1人が泣くか騒ぐよね・・・・


こういうときは・・・

『じゃあみんなでおままごとやろ！しんでれら！』

これだな(確信)

まぁやっぱね、おままごとパワーでみんな平和に───────



















太宰「ぼく・・・が、おうじさまやるの・・・」

中也「いや！おれがおうじやるんだよ！」


はい選択ミスったー、おつかれ私ー！

だよな、この2人ならこうなるよな、知ってたよこんちくしょう！！

なんだよ、2人とも私のこと大好きすぎだろ！まだ出会って2日目だよ？

この状況が羨ましい？
2人のかわいらしきショタに囲まれて幸せ？

・・・お前場所変わるか？
私は喜んで変わる。






『その・・・おままごとやめる？』

なんか申し訳なくなってきた。
もういいよ、2人のやりたいことやろ。

中也「いいや！ルナはこれやりたいんだろ？これやろうぜ！」

太宰「そうだよ・・・ルナちゃんがやりたいことやりたいな。」


・・・は？
なにこの天使たち(ヒ以下略)

『・・・じゃあわたしがまじょやくやるからだざいくんがシンデレラでちゅーやくんがおうじね！』

これで全てが解決するぞ！

中也「は？」

太宰「は？」


え？なんで？

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