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◆
｢なるほど、カルエゴ先生も引っ張ったら痛がってましたから＿＿｣
｢なっ！おいふざけるな、そんな事をしたら＿＿｣
馬鹿正直で悪意など全くなさそうなイルマくんがぐい、とカルエゴ先生の足を持ち上げる。
カルエゴ先生の静止などもう間に合わない。
次の瞬間にはぼふん、という白煙が上がった。
｢なっせっせんせ…｣
ホール内を煙が霧散していき、やがて跡形もなく消え去る。煙の後にいたのは＿＿
モフモフの、小さな小鳥だった。
『…あ、そこは犬じゃないんだな』
静寂に包まれたホールに俺の声が反響する。
カルエゴ先生だったものは、状況が読み込めていないようだった。しばらく自身の体を確認する。
けれどどれだけ見ても変わらない。
そこに居たのは、全長が片手分ほどしかないだろう小さな鳥。
白色の毛並みの、モフモフの可愛い鳥。
いつものカルエゴ先生とは考えられないような、威厳の欠片もない、鳥。
やがてカルエゴ先生(鳥)は、力が抜けたように地面に落ちた。
｢先生ーッッ！！｣
『はっはっは、イルマくん使い魔召喚おめでと〜』
ぱちぱちと俺は賞賛の拍手を送る。
イルマくんを賛美しているのはどうやら俺一人だけでは無いらしい。
｢入間様…感服致しましたッ！！まさか
その言葉に一気にホール内はざわつく。
あれ、いつの間にこの子そんなに仲良くなったんだろう。まさか敗者は勝者に従属するとかそんな古い伝統…いや、アスモデウス家なら有りうるのか。
まあ何にせよ生徒の仲が良いのはいいことである。
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ごぼろん(プロフ) - めちゃめちゃ面白かったです！！主人公の性格好きすぎるっ(笑) (4月20日 19時) (
レス) id: 8df60f87e3 (このIDを非表示/違反報告)
進撃のBAKA - ふぁあああ超よかったです、、、。 (3月4日 22時) (レス) @page29 id: c9bdcb4418 (このIDを非表示/違反報告)
白亜紀(プロフ) - 抹茶ねこ。さん» 抹茶ねこ。さんこんにちは！薬学いいですね！！貴重なご意見ありがとうございます〜！ (9月29日 19時) (レス) id: 307c896a12 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶ねこ。 - こんにちは！非ログですが楽しく読んでます⸜(*ˊᗜˋ*)⸝ 担当教科、薬学とかどーでしょ!?(*´ ꒳ `*) (9月29日 17時) (レス) @page13 id: ab71a77d12 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白亜紀 | 作成日時：2023年9月27日 16時
